ツーダン満塁

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487797363
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

まさに待ちに待たれた新エッセイ集! 都市を冒険する男達へ、興奮と静ひつの一冊。

内容説明

勝利より栄光を。富士には桜、後楽園には長嶋を。矢作俊彦、今こそ放つ待望のエッセイ集。

目次

1 メークドラマはゲームオーバー(ティンカーベルの金の粉;ヨコハマを遠く離れて ほか)
2 ニュースも松茸と同じ(ニュースも松茸と同じ食べすぎればゲップが出るだけ;視聴者を信じないTV TVを信じない視聴者 ほか)
3 モヒカン族の最近(ニューヨークのケンちゃん;モヒカン族の最近 ほか)
4 移民の王国(お前は神に代わるものを作る気か?―荒川修作との対話(現代芸術家・建築家)
パリの亡命者たち(1)キャロリン・カールソン(ダンサー) ほか)

著者等紹介

矢作俊彦[ヤハギトシヒコ]
作家/映画監督。1950年、横浜市出身。71年、「ミステリ・マガジン」に短編小説を発表。77年には初の長編小説『マイク・ハマーへ伝言』(光文社)を刊行。以後、小説を中心に、さまざまな分野で独自の境地を切り開く。大友克洋との合作コミック『気分はもう戦争』(81年、双葉社)は現在も版を重ねるミリオンセラーとなり、劇映画監督作品としては日活アクションのアンソロジー『アゲイン』(84年)、『神様のピンチヒッター』(90年)、『ギャンブラー』(92年)なども話題を呼んだ。1990年、全共闘世代の今を描いた長編小説『スズキさんの休息と遍歴』(新潮社)が各界から絶大な反響を呼び、さらに、バブル崩壊後の日本を風景として切り取ったフォト・エッセイ『新ニッポン百景』(「週刊ポスト」連載)を発表するなど、その領域を広め、98年、6年の歳月をかけて上梓された畢生の代表作ともいえる『あ・じゃ・ぱん』(新潮社)によって、ドゥ・マゴ文学賞を受賞。現在、「文学界」に『ららら科学の子』、「論座」に長編『百愁のキャプテン』を連載中。また、長編漫画『気分はもう戦争2』が「少年エース」(角川書店)で連載開始
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のうみそしる

2
この人はフィクションでないとだめだということがわかった。作者にとってハードボイルドとは、西欧語の固有名詞をずらずら並べ立てることらしい。車にも時計にも野球にも興味のない者にはキツい。長嶋長嶋長嶋。養老天命反転地に行きたくなった。テレビの陳腐化とテレビ界の先行きの暗さを言い当てているのは見事。2023/08/20

eazy

1
著者は1950年ハマに生まれ日活青春映画と長島茂雄とチャンドラーとバーとパリをこよなく愛し 無免許でクルマを乗り回し学生運動を戦いピンカートン探偵事務所に修業して(笑)「在日日本人」とうそぶく 最近煙草をやめてしまった偏屈で皮肉屋の小説家。ダディ・グースの名で駒場高校在学中からマンガ家としても活躍している。映画監督でもある。英国からフランスへのドーバー海底トンネル横断旅行エッセイがおもしろかった。2002/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/134805
  • ご注意事項

最近チェックした商品