出版社内容情報
著者が現場のマネージャーとの対話をふまえて発達障害の人が就労する際に知っておきたいことを10項目にまとめて解説。
内容説明
いつも緊張して疲れやすく、周囲との会話もうまくいかない発達障害の人たちが、もっと思い通り働くために…。
目次
第1章 「あなたはちょっと変わっている」異端の人でいい
第2章 面接時の「うちはいい会社だよ」を信じてはいけない
第3章 突然の変更が苦手などの特性を知る
第4章 障害を理解し歩み寄る会社を選ぶ
第5章 「多様化」社会の新ルールを理解しよう
第6章 じょうずなコミュニケーションを意識する
第7章 障害の殻を飛び出し社会のルールを意識する
第8章 互いにコミュニケーションスキルをつける
第9章 さまざまなフィールドの人たちとジョイントする
第10章 こだわりの強い特性は悪いことではない
著者等紹介
宮尾益知[ミヤオマストモ]
東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学。発達障害の臨床経験が豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マイケル
2
自分の特性を知り、アピールすることが日本でも可能なら、生きやすいのに。2020/01/11
海戸 波斗
1
宮尾先生、ついに、薬の使い方を先輩から少ないと指摘される。そうそう、治療対象じゃないと商売にならないもんね。昔から一定数居るんだから生活環境を調えてやれば良いじゃん、労働が変化してきたように社会の仕組みごとかわれば当事者は、生きやすくなるよね。LGBTと一緒じゃね。本人の元々なのに、本人に変化しろって暴力的だろ。ってことにはなってない。絶望的だわ。2019/09/14
必殺!パート仕事人
1
この本でも体幹の弱さや柔軟性の無さについて言っている。ヨガがいいという話。安全に長く働くためには体のケアが必要ということだ。作者は障害者枠で働くことを進めている。IQが高く、障害者として働くことを渋る人も説得するのだそうだ。 天才をつぶしてしまう日本はまだまだ遅れていると。疲労しやすいことも言っている。自立して社会生活を送るためにはアフターファイブの過ごし方や、疲労をどう回復させればいいかなども重要だ。家の中でだらだら過ごすことも大切であると知ってほしいそうだ。 2019/09/15
Jas
0
パラパラ読み。2021/08/03
ショコラ
0
特に新しいことは得られなかった。 だけど、コミュニケーションをしていて、あれ?おかしいなと思った時に、特性かな?と思うことにすることは、自分の心の負担を軽くできると思った。2019/10/05