出版社内容情報
有機畜産を解説し、ヨーロッパやアメリカの概況や経営実態などを紹介する。
1.はじめに
2.有機畜産とは何か
3.ヨーロッパ諸国における有機畜産の展開
4.アメリカにおける有機畜産の展開
5.アメリカにおける有機畜産の経営状態
6.日本国内の有機畜産とその可能性
内容説明
本書で、「有機農業における畜産」ないし「有機的な家畜飼養」(以下「有機畜産」とする)に焦点をあてている。まず「有機畜産とは何か」という問題からはじめている。そのつぎに、欧米諸国で展開している有機畜産の概況や経営実態を紹介する。最後では、日本国内における有機畜産の展開の可能性と課題について言及する。
目次
有機畜産とは何か(畜産が有する本来的な特性;コーデックス委員会の有機畜産ガイドライン ほか)
ヨーロッパ諸国における有機畜産の展開(ヨーロッパ諸国の有機畜産の展開状況;有機畜産物の加工・流通チャンネル)
アメリカにおける有機畜産の展開(アメリカの有機畜産の展開状況;有機畜産物(酪農製品)の流通と販売)
アメリカにおける有機畜産の経営実態(有機酪農の経営事例;有機養鶏(肉鶏・採卵鶏)の経営事例 ほか)
日本国内の有機畜産とその可能性(山地酪農の経験;有機畜産の可能性と課題)
著者等紹介
大山利男[オオヤマトシオ]
1961年生まれ。東京大学大学院農学系研究科(博士課程)単位取得退学。1990年より(財)農政調査委員会研究員。1999年より主任研究員。博士(農学)
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