内容説明
「法律で決まってるっていわれても、ボクにはできないことがある」困ったことが起きたとき、人と意見がぶつかったとき、「なるほどパワー」が役に立つ。…っていう、おもしろい憲法の話。論理の力で「みんなの幸せ」を探せ。
目次
第1話 ウサギのひっかきっこ1―出たな、モンスター「法律」(「ひっかきっこ」が始まる;「法律で決まってるんだ」;解説 法律って、なんだ?)
第2話 ウサギのひっかきっこ2―「法律で決まってる」で終わりじゃないんだ(憲法のほうが法律より上;憲法で保障された基本的人権;憲法の読み方;解説 憲法や法律は「解釈」しないと使えない)
第3話 サル山掲示板に書かなくっちゃ―法が個人を守る、それってどうやって?(リサの事件とサル山掲示板;名誉棄損だとおどされて;本当のことを言うのは表現の自由で守られている;解説 法律のなかに基本的人権がかくれてる;わかってもらえる「理由」の説明のしかた―なるほどパワー比べ、どうやってやるの 「キズつけない」vs「ウソつかない」)
第4話 木登りアスレチックをあきらめる?―法がめざす「みんなの幸せ」って、なんだろう?(「みんなの楽しみ」、みんなってだれ?;「最大多数の最大幸福」と「ひとりの権利」;お金がなくても対等な市民として尊重される;解説 基本的人権って、なんのため?)
著者等紹介
西原博史[ニシハラヒロシ]
1958年、東京都生まれ。早稲田大学社会科学部教授。博士(法学)(早稲田大学)。大学では、「憲法」や「学校教育と憲法」などを教えている。専門の研究テーマは、日本と世界の基本的人権。裁判所に鑑定意見書を提出して、侵害されたと訴えている人たちの基本的人権を守るための取り組みもしている
山中正大[ヤマナカマサヒロ]
イラストレーター。福岡県出身。愛知県立芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
yura2
ルル
sleep@芒羊會
iku