カミングアウト・レターズ―子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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カミングアウト・レターズ―子どもと親、生徒と教師の往復書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784811807256
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

内容説明

カミングアウトをめぐる子と親、生徒と教師の、7組・19通の往復書簡。

目次

母へ、息子へ、娘へ―家族のなかのマイノリティ(母さん、あのとき泣いてたか;レインボーマーチのある街で;息子と世間と小説と;二十歳を迎える勇太へ;はじめから私の答えはひとつ)
2 先生へ、生徒だったあなたへ―教室のなかのマイノリティ(「ムーミン谷とマイノリティ」レポートにこめたもの;当事者であることを選ぶ、ということ)
3 この本を読んでくれたあなたへ(座談会 なにがあっても、わが子ですもの―ゲイ/レズビアンの子をもつ親として;解説 カミングアウトを考えているあなたへ、カミングアウトを受けたあなたへ。)

著者等紹介

RYOJI[RYOJI]
アクティビスト。1973年生まれ。ゲイリブの次世代として、エイズ時代のゲイアクトを模索し、2000年頃より、まち場からのHIV予防啓発メッセージを発信。2001年、厚生労働省疫学研究班のプロジェクトに参加し、現在のRainbow Ringの創始期デザインに関わる。同時期、グループ「GUTS」の立ち上げに参加、数年にわたり予防啓発イベントを、東京と沖縄のライブハウスで開催。現在、予防行動を妨げない環境づくりを提案、準備している

砂川秀樹[スナガワヒデキ]
文化人類学者。1966年生まれ。1990年よりHIV/AIDSの民間活動に参加し、94年よりNPO法人「ぷれいす東京」で活動。厚生労働省の研究班でゲイの性行動調査などを行なう。ここ数年はHIV陽性者に関する調査に関わっている。2000年に「東京レズビアン&ゲイパレード」の実行委員長、05年~06年に同パレードの母体団体TOKYO Prideの代表を務めた。現在、実践女子大学で非常勤講師としてジェンダー論を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

156
ゲイやレズビアンの子ども8人が親または教師にカミングアウトした時を振り返り、往復書簡形式で本音を語った手紙と、カミングアウトされた親を集めた座談会での会話をまとめた本。カミングアウトが受け入れられ、ほぼ成功した人達だけを取り上げているので、同じく親にカミングアウト済みの当事者としては重なる想いやエピソードに感動する部分はあった。しかし拒絶され親子の断絶になるケースのほうが多い現実を忘れてはならない。個人的には手紙の内容より、親たちの座談会のほうに正直な気持ちが表れており興味深かった。(コメント欄に続く⇒2014/07/03

りゅう☆

92
先日NHKで「同性を好きになった時に読む本」として紹介された1冊。自分はゲイだということを母にカミングアウトする再現シーンで心にグッとくるものがきて。ゲイ/レズビアンであることを母親にカミングアウトした時の心境を綴り、それに対して返信の手紙を書くという往復書簡。ゲイであることに孤独や不安を抱え、色々な葛藤がある。でも幸せなんだよ。嘘偽りのない自分をまずは母に知ってもらいたい。そしてその事実を知った母はどう思ったか。すぐに受け入れることができない現実ではあるけど、それでもあなたは私の大事な子どもである前に→2022/05/02

けいご

40
初めて好きな人ができた時はどうしていいかわかんなくって、好きな人を目の前にするとドキドキして自分を保つのもやっとで、毎日毎日なんかワクワクしたりソワソワしたりしながらも楽しかった青春時代の記憶があります★そんな気持ちがすべてにおいて「罪」だと言われたらあなたならどんな気持ちになるだろう?言葉にする事も、態度で表す事も、誰かに相談する事も出来ずひたすら隠し通す事しかできない青春時代しか用意されていないとしたら?当たり前に恋をした事がある人達なら尚更読んで欲しい1冊でした。2024/01/01

ばいきんまん

29
'15.2-3(7)手紙のやりとりの部分は、まぁるく解決よかったねというようなものばかりで「受け入れてくれる親ばっかじゃないだろうに」と思った。そしたら後ろのほうで座談会の様子が書かれていて、親の絶望感とか気付いてあげられなかった罪悪感などリアルに感じられた。「お母さん、僕好きな人がおる」「好きな人は男の人やねん」とうつむき元気のない息子に「好きな人がおるんやったら元気だしなさい、男でも女でもかまへんやんか」と返した母、素敵。2015/02/11

キビ

21
前に読んだ本に紹介されていて、読みたくなって読んだ。『これから生まれ育つすべての子どもたちが人生に自信をもって臨めるように「大人がどう行動し、どんな言葉をかけてやれるのか」を考える機会になればと願ってやまない。』…心に響いた。この本が最初に出されたのが2007年だという。それから10年過ぎた今、この本に携わった方々から見た世の中はどうだろうか。私も、自分が「当たり前」としていることで誰かを悲しませていることがあるかもしれない。自分が相手の「当たり前」で傷ついたら怒ってるのに。人として、まだまだ修行中です。2018/07/16

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