出版社内容情報
4年生には、古代の祈りや厄払いに関する文字、作物・収穫に由来する文字が多くでてきます。「協・努・功・勇」はどれも農作業から生まれた字。また「加・賀・静・労・季」は、豊年を祈る字です。学習指導要領の改訂により、府県名で使われる漢字20字が追加され、一部の漢字が5~6年生に移りました。小学校最多の202字を、なりたちとともに紹介します。
伊東 信夫[イトウ シノブ]
著・文・その他
金子 都美絵[カネコ ツミエ]
イラスト
内容説明
小学校4年生の配当漢字202字がぜんぶわかる。
著者等紹介
伊東信夫[イトウシノブ]
漢字研究家、教育実践者。1926年、山形県生まれ。1947年から91年まで、長く教職にたずさわる。60年代より、研究者と教師の共同研究をもとに、「漢字」「かな文字」学習の体系化をはじめとする実践的方法論を探究。つねに子どものまえに立ち、多くの教材を創案してきた。80年代後半より白川文字学に学び、また直接教えを受け、通時性をもつ豊かな漢字の世界を伝えるために研究をつづける
金子都美絵[カネコツミエ]
イラストレーター。民話や神話を題材にした絵画作品を数多く制作。2000年頃より白川静氏に私淑し、古代の漢字世界を描きはじめる。影絵的な手法で「文字の場面」を表現する独自のスタイルを確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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