目次
第1部 連邦の言語マイノリティ教育政策の展開(連邦バイリンガル教育法制定以前の言語マイノリティ(移民)と教育
連邦バイリンガル教育法の制定と第一言語使用の原則化
1980年代の連邦バイリンガル教育政策の転換
1994年法のバイリンガリズムとNCLB法のアカウンタビリティ)
第2部 カリフォルニア州における言語マイノリティ教育政策の展開(カリフォルニア州におけるバイリンガル教育の推進とその批判;1976年バイリンガル・バイカルチュラル教育法の廃止とアカウンタビリティ;カリフォルニア州のLEP教員不足と1990年代のLEP教員免許制度改革;1998年のカリフォルニア州民投票・提案227の可決と教育の正統性;提案227の政策評価と政策課題の政治性;カリフォルニア州における言語マイノリティ教育の現状とアカウンタビリティ政策下における双方向イマージョン・プログラムの成果;双方向イマージョン・プログラムを実施するチャーター・スクールによるアカウンタビリティとバイリンガリズムの両立;言語マイノリティの平等な教育機会の保障における学校選択の可能性―双方向イマージョン・プログラム実施校の検討;2016年のカリフォルニア州民投票・提案58の可決と多言語能力の重視;多言語社会における教育統治の様相とオールタナティブな教育理念の保障)
著者等紹介
滝沢潤[タキザワジュン]
博士(教育学)広島大学。1971年長野県に生まれる。その後、広島大学教育学部助手、山口芸術短期大学保育学科准教授(山口学芸大学教育学部兼任)、大阪市立大学大学院文学研究科准教授、広島大学大学院教育学研究科准教授、を経て、2020年広島大学大学院人間社会科学研究科准教授(現在に至る)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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