ペダゴジーの誕生―アメリカにおける教育の言説とテクノロジー

ペダゴジーの誕生―アメリカにおける教育の言説とテクノロジー

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811551913
  • NDC分類 371.253
  • Cコード C1037

内容説明

教育学においては、「教育=善きもの」という観念を構築し再生産する教育システムや教育言説を規定している見えないコードや装置が存在し、啓蒙主義時代以来の人間の「主体形成」「人間の完成」という美しい言説によって隠蔽されている。本書では、教育学の中核的な概念である近代の主体形成を正面から取り上げ、18世紀以来のヨーロッパ・アメリカの啓蒙主義者がたびたび用いた「自己統治」(self‐government)をキーワードとして、理論的、実証的に研究を展開させた。

目次

言説としてのペダゴジー―分析の対象と方法
1 ペダゴジーの前景(統治する教育の誕生―ペダゴジーの政治的な台座;外在的な権力による統治―J・アダムズの教育への希望と絶望;自己統治の精神医学―B・ラッシュの身体規律論)
2 ペダゴジーの誕生(愛あふれるペダゴジーの誕生―愛という権力の装置;神の慈愛と自己陶冶―W・E・チャニングの教育の宣揚;愛による習慣の形成―S・R・ホールのスクール統治論)
3 ペダゴジーの装置(教育する空間の誕生―デミウルゴスの衰微;教育関係という教授技術―モニトリアル・システムとカーターの教授科学;学校建築の誕生―空間構成の企てと教育空間の整序;ペダゴジーの存立機制を問うこと―そのアクチュアルな意味)