内容説明
近年中央政府、自治体などのパブリックセクタのあり方、特に人事管理が行政改革、地方分権を通じて議論になっているが、その制度特性及び実態を踏まえた冷静な論議は少ない。本書では固有の学問体系にこだわらず、パブリックセクタの人事管理の基本的問題について総合的に検討することにする。
目次
第1部 背景分析(パブリックセクタにおける人事管理;人事管理の改革の動向 ほか)
第2部 実証分析(人事管理制度とその実態;人事管理に対する公務員の意識 ほか)
第3部 理論分析(非自律性が人事管理に与える影響;非金銭的誘因の効果 ほか)