物語の方法論―言葉と語りの意味論的考察

物語の方法論―言葉と語りの意味論的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811540214
  • NDC分類 901
  • Cコード C1095

内容説明

本書では、物語と呼ばれるジャンルを叙事詩の歴史にまで遡ってその特質を主としてジャンル論的な観点から考察し、さらに叙事詩の進化した形態である近・現代の小説の構造をさまざまな手法で分析することが試みられる。すなわち語りの形式、語り手の機能、視点、物語り状況、物語の時間構造、体験話法や内的独白といった技法の問題など、種々の具体的側面が明らかにされることによって、小説という形式に内包される可能性が探られる。第4章は、具体的な作品を対象にしてのテクスト分析と解釈の実践である。

目次

第1章 言説とフィクション
第2章 物語における「語り」の形式
第3章 物語における時間構造
第4章 テクスト分析と解釈
第5章 コミュニケーションと物語理論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴー

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旅先から帰ってきた時、自分の家の窓から見える景色は出発前とは違って見える、そんな経験はないだろうか。私は、物語の世界から日常生活に戻ってきた時の感覚はそれに近いと思う。今まで見えなかった何かが鮮明に見えるようになっている。何度でもその感覚を味わいたいから今日もまた私は本を手に取るのだろう。2015/06/29

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