内容説明
むかしから、タカなどの猛禽類を飼いならし、狩りなどに使う人のことを「鷹匠」といいました。石橋美里さんは十七才。日本にただひとりの女子高生鷹匠です。
目次
１ 登場！女子高生「鷹匠」
２ さあ、出動！
３ 道のり
４ メジャーデビュー
５ ゆかいな仲間たち
６ 生きものたちに居場所はある？
７ 晴れ舞台―未来を信じて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙（サードニックス)
51
ジュニア向けの本なので読みやすかったです。鷹匠としてお仕事をするのも凄いですが、幼いときからちゃんと自分で責任を持ってお世話をし、かつ野性動物と人間が共存出来ないのか?と、自分で考えるところが良かったです。鷹のエサとしてヒヨコを与えることによって命の大切さを学ぶところも良かったです。残酷だと言うのは簡単です。でも私たち人間も同じですものね。たくさんの命を頂いて生かされているのですから。2019/02/03
ゆうゆうpanda
49
ジュニア向けです。字が大きくて30分程で読めます。女子高生鷹匠、石橋美里さん。今は女子大生でしょうか？幼い頃から動物の世話が好きだった美里さん。珍しい動物を飼うきっかけはタイで暮らした経験。リスザルやカメレオンを扱っているペットショップがあったからです。猛禽類の格好よさに惚れ込んだ彼女は最後の鷹匠の記事や英文の資料を読み漁ります。当事小学生なのに！只者ではありません。鷹の飼育方法についての記述には物足りなさを感じたものの、生き物の命に対する彼女の真摯な姿勢はよく伝わりました。うん。小学生には良い本ですね。2016/12/14
真香@ゆるゆるペース
31
図書館本。ジュニア向けのノンフィクションで字が大きく、1時間もかからず読了。日本で唯一の女子高生の鷹匠（8年前なので今は社会人？）、石橋美里さんのお話。猛禽類って、可愛さ・カッコ良さ・美しさが同居していて、犬や猫とはまた違った何とも言えない魅力がある。鷹匠ってメジャーではない職業だけど、カラスなどの害鳥を追い払ってくれたりしているそうなので、今後需要が高まっていくのでは？？2018/11/24
ともさん
8
「鷹放ち神事」に携わる女子高生鷹匠爽やかで素晴らしい。2016/12/22
鳩羽
3
日本で唯一の女子高生鷹匠の美里さんのお話。もうちょっと高学年向きかと思った。害鳥を追い払うために鷹匠が活躍したりもするのかと素直に感心。飼いならしていても、実際に空に放すときは野生の感覚を取り戻させるために絶食させたりするらしく、そのため言うことを聞かなくなる恐れもあるらしい。そのぎりぎりのところが美しくて魅力的。2012/01/16
