内容説明
昭和十八年(一九四三年)、七月五日。旧制愛知一中でその事件は起こった。七百人もの中学生が、戦争に行くことを決めたのだ―。テレビドラマ「NHKスペシヤル十五歳の志願兵」を児童向けにノベライズ。
著者等紹介
大森寿美男[オオモリスミオ]
1967年生まれ。10代で劇団を主宰。作・演出・役者をこなす。「トトの世界~最後の野生児」で第19回向田邦子賞受賞。主なドラマ脚本に「てるてる家族」「風林火山」「黒部の太陽」など。初監督作「風が強く吹いている」で日本映画批評家大賞・新人監督賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
12
《私‐図書館》学年全員が、志願したら、私は、拒否できるだろか?私は、多分できないだろうなあ。2011/10/12
A_A
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★★★★★ 重い話は読まないつもりだったのですが、引き込まれてしまいました。 あとがきを読んで、正直、2011年以降に書かれたものかと思うほど、成長しない国に私は生まれてしまったのだなあと。。。いや、どこの国でも同じか。 国家なくして個人なし、でしたっけ?私もその時なるほどと一瞬でも思ってしまいました。個を強く持つって難しいですね。2014/02/26
msy3a
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子どもが借りてきた本を読みました。2012/09/15