シリーズ戦争遺跡〈2〉戦場になった島―沖縄・本土戦

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  • サイズ B5判/ページ数 59p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784811386645
  • NDC分類 K210
  • Cコード C8331

目次

子どもの黒砂糖を奪った日本兵―轟壕
ひめゆり学徒隊の戦争―ひめゆりの塔と荒崎海岸
文化財指定第1号―沖縄陸軍病院南風原壕群
「集団自決」の島―渡嘉敷島・座間味島
スパイ視された住民たち―久米島
沖縄戦の縮図と言われた伊江島
ゲリラにされた少年―御真影奉護壕
土地を取り戻した読谷村
星になった子どもたち―西表島・戦争マラリア
踏みにじられた女性たち―宮古島・日本軍「慰安婦」の碑(アリランの碑)
慰霊塔が語るもの―戦争はどのように伝えるのか
コラム 焼物で作られた兵器
海の特攻・空の特攻
米軍の本土上陸に備えて―各地のトーチか群
小笠原諸島・父島の戦争遺跡
本土戦に備えた「首都移転計画」―松代大本営
いまなお造られる戦争遺跡
第2巻に登場する戦争遺跡マップ
日本の戦争史―年表
さくいん
第2巻「戦場になった島―沖縄・本土戦」について

著者等紹介

平井美津子[ヒライミツコ]
大阪府吹田市立西山田中学校教諭。大阪歴史教育者協議会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

20
戦争に関して、つくづく知らないでいることが多いのだと思いました。あえて目を向けないようにしているのでしょうか。 日本兵による日本住民の集団虐殺などという、身の毛もよだつような悪業が行われ、その慰霊碑がひっそりと立っている現実が紹介されていました。 数年前にパラオを訪れ、戦争遺跡が語り続けているのを見ました。 語り継ぐことは重要です。 それは、戦争によって被った負の遺産だけではなく、どれだけ自分たちが狂鬼の愚行を行ったかという戒めの遺産も含めなければ、正しくはないように思います。 2022/02/03

コスヤ

13
主に沖縄の戦争遺跡について。あとがきにも書いてありましたが、戦争がはじまったころ『戦争はどこか遠いところで行われている』と日本人の多くが思っていた。日本軍によってひどい目に合わされた沖縄の人たち。正しい情報を与えず、人の命よりなにか訳のわからないものの方が尊いと思わされていたように思います。今、現代もきっとそういうコントロールはあるんだろう。祖母の話を思い出した。戦後アメリカの兵隊さんに出会った時、怖いって聞いていたけど、よっぽど日本の兵隊さんの方が怖かった。って。2014/12/04

みかごん

1
沖縄修学旅行に向けて個人の平和学習2017/10/14

kokekko

0
沖縄関連書2019/04/19

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