内容説明
難病18トリソミーにかかった子供は1歳までにその90%が亡くなっています。遺伝子の異常で起こる18トリソミーのしくみもわかりやすく説明しているので、性教育にもおすすめです。
著者等紹介
わたなべえいこ[ワタナベエイコ]
1973年、東京生まれ。6歳の長女、長男凱晴の2児の母。銀行職員、ダンサー、体操コーチなど経験し、結婚、出産。現在介護の傍ら、在宅にてデザインの仕事を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
20
次男を妊娠中に、同じ時期に予定日だった人のブログを見ていた。その繋がりで18トリソミーを知った。21トリソミーならダウン症候群で知っていたが、18番目の染色体異常もあるんだとそのとき初めて知った。数字が若いほど命に関わるらしい。18トリソミーは、無事に誕生しても90%が1歳までに亡くなってしまう。そのため赤ちゃんの誕生は、赤ちゃんとの別れかもしれないという悲しく辛いお産。どうして神様はこんな病気を作っちゃったのかな。2014/05/12
パンジャビ
1
お腹の中にいる時から異常が分かっていて、陣痛の最中も、いつまで生きているか分からないからモニターは付けなかったという…母として聞くにはあまりにも辛い現実。ご両親の苦しみは想像に余りある…。生まれても一歳まで生きられないなんて、本当に悲しい。24時間吸引と胃に直接栄養を与える方法で、でも、それでも生きていける生命力ってすごい。昔なら亡くなっていたんだろうな。2013/01/18
どんぐり
1
この病気が症例も少なく、症例がないと言う点では、貴重な1冊
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- 和書
- ノースライト 新潮文庫