内容説明
戦後80年―絵本作家・長田真作が描く、記憶の物語。広島・呉に生まれた作家が、今だからこそ描きたかった“祖父の記憶”。
著者等紹介
長田真作[ナガタシンサク]
広島県呉市出身。1989年生まれ。2014年より独学で絵本の創作活動に入り、2016年絵本作家としてデビュー。以後、30冊以上の絵本を刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
55
長田真作さんの作品を初めて読んだ。おじいさんの戦争体験を聞いて制作されたとのこと。文も絵も生々しく、多くの大切な人との別れや必死で島根の家に歩いて帰った様子が胸に迫る。軍(権力)の命令に逆らえない・・・大義の恐ろしさ、非戦闘員までが命を差し出さなければならない不条理、長田さんはそれらにも触れている。「赤い日」という表題は、ピッタリの作品名だと思う。2026/05/29
たまきら
44
読み友さんの感想を読んで。呉出身の絵本作家さんによる、彼のおじいさんが体験した呉空襲をまとめたものです。とても良かったー東京大空襲でもまとめたいなあ。2025/12/21
Cinejazz
29
〝ぼくは、まだ小さかった頃、爺ちゃんと一緒に住んでいた。「行って帰って来いよ―」爺ちゃんは、家からぼくが出かける時、いつもそう言っていた。ぼくは、不思議だった。なんで「いってらっしゃい」じゃないのだろうか、と…〟絵本作家・<長田真作≻さんが、祖父・りゅういちさんから聞いた、悲しき戦争体験に基づいた親と子の絵本。…〝赤紙による召集を機に、軍港だった呉に赴いた祖父の<りゅういち>さん。 そこで見たもの、その後に起きた出来事は、想像を絶するものでした〟…。2026/06/22
anne@灯れ松明の火
28
リア友さんご紹介。新着棚で。表紙、タイトル、怖くて、正直、読みたくなかった。でも、戦後80年、戦争を伝える絵本から目を背けてはいけないと思い、借りてきた。予想通り、どのページにも、戦争の悲惨さがいっぱいで、苦しかった。でも、体験した人の苦しさはこんなものではない! 呉空襲に遭った祖父から聞いた話から生まれた作品。2025/11/06
まる子
27
著者の長田新作さんが祖父の戦争体験から絵本にしたと書かれていた。絵本といえど100ページ近くの実話。生々しい血の表現、防空壕内で空気が足りなく亡くなる人、息絶え絶え自宅に帰ってきて畳が気持ちよく感じる。これまでに知っている内容ではなく、知らない事ばかりだった。絵本といえども、中学生以上が読んで感じ、考えられる。学校図書館に所蔵するに値する。2025/08/14




