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内容説明
世界では争いが絶えず、戦争や平和に向き合わざるを得ない状況になっています。それはあたかも、「戦争がわたしたちを見つめている」かのようです。この本には、戦争を見つめた作家たちの作品がおさめられています。勇気を持って戦争を見つめ返し、ページをめくっていきましょう。
著者等紹介
宮川健郎[ミヤカワタケオ]
1955年東京都生まれ。児童文学研究者。立教大学文学部日本文学科卒。同大学院修了。宮城教育大学助教授等を経て、武蔵野大学名誉教授。一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
41
その時代を実際に過ごした人にしか描けない空気感がある。子供の純粋な視線から見た戦争の真実。日常の生活に、当たり前のように死が迫りくる恐怖。翻弄される大人たちの姿が生々しい。重苦しい世界の中、優しいラストにほっこりするのが、杉みき子さんの「春さきのひょう」。やはり杉みき子さん、好きだ。2025/05/15
︎💓ひかる💓
2
"戦争がわたしたちを見つめている" 。"戦争"とあるが、なんか心が温かくなるのを感じる。そして、動物園の象のトンキーもしんだ"コレは有名な話ではあるまいか?テレビでもやってましたね、死ぬのは人間だけじゃない!でも、人間の勝手でいいのかなぁ…動物もすべてです。泣いてます、ストレス発散に良いらしです。感情移入が酷いんです。何のための殺し合いだったのだろう、今も何処かで殺し合っている、もぅいいんじゃないの!私は情けないです。戦争に行く人に"バンザイ"と声を掛けるなんてナンセンスです。戦争の裏側の話ですね。2025/04/06