内容説明
2011年の東日本大震災からの復興をめざす農業県・福島で作物にかかわる風評が広まった。そのかげで、希少なゲンゴロウも姿を消していた。様変わりした田んぼや沼。ところが調査を進めると、おどろきの発見が!風評被害に苦しむ農業を支えようと奮闘する人々を描く、異色の食農応援ノンフィクション。ちいさな虫が福島の田んぼに希望をもたらす!
目次
1 かなしみの水たまり
2 追われるすみか
3 ゲンゴロウのくらし
4 ハンドブックをつくろう!
5 消えたシンボル
6 お化けガエルあらわる
7 広がる暗い雲
8 けわしい道のり
9 田んぼの健康診断
10 おどろきの底ぢから
11 カエル沼の新人
12 ぼくらは「田んぼ応援団」
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
名古屋市出身。「プチ生物研究家」として、身近な生き物の飼育や観察に基づく作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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