内容説明
「詩」って、何となくむずかしいなあ、と思っていませんか?しかし、詩はけっしてむずかしいものではありません。詩を書くのにルールはなく、まったくの自由だからです。肩の力をぬいて、楽な気もちで詩の世界をのぞいてみましょう。
目次
詩を読んでみよう
詩の楽しみ方を見つけよう1 ことばのひびきを楽しもう
詩の楽しみ方を見つけよう2 詩のリズムを楽しもう
詩の楽しみ方を見つけよう3 情景を思いうかべよう
見たこと、感じたことを詩にしよう
もとの詩をかえてみよう
著者等紹介
和合亮一[ワゴウリョウイチ]
詩人、国語教師。1968年、福島県生まれ。1999年に第1詩集『AFTER』(思潮社)で第4回中原中也賞、2006年『地球頭脳詩篇』(思潮社)で第47回晩翠賞、2017年『詩の礫』(徳間書店)で第1回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞(フランスにて、日本人初の詩集賞)、2019年『QQQ』(思潮社)で第27回萩原朔太郎賞を受賞。2011年の東日本大震災では、勤務していた福島県伊達市の高校で被災。避難所で数日を過ごした後、自宅からツイッターで詩を発信し続け、大反響を呼ぶ。2015年、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と原発事故からの復興を願う「未来の祀り」の発起人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モリー
44
詩の作り方の授業を受けたい方におすすめです。2022/04/17
anne@灯れ松明の火
24
最初の萩原朔太郎の「竹」を見たら、声を出して読みたくなった。以後、すべての詩を朗読。心地いい。詩は深くて、わかりにくい場合もあるが、この本はそういうものばかりではないことを教えてくれる。詩をつくるためのアドバイスがまたいい。「5分間、感じたことを書き出す」長時間考えて、何も出てこないと、嫌になる。でも、5分だけなら、やってみようと思える。詩の替え歌的なものも、ハードルが低い。私は、手づくり絵本が趣味で、いつも おはなしづくりに悩む。次は詩のような絵本をつくってみようかな。 #NetGalleyJP2020/07/26
けほんこ
18
#詩をつくろう #NetGalleyJP ●「タイトルの如く、詩を楽しめる」 詩って曖昧でいて、楽しみ方って ちょっと想像つかない ってなるけれども、 エールの乃木大将が好きだし 知ってみたかった この本は、詩のハードルが下げ 名詩も掲載されているので すごく味わい深い本だなっと思います。 やはり一度こちらにそって (食べ物、手触り、ワード もろもろ) 詩を作ってみると 他の詩の無駄なく、無駄を加味入れる技みたいなのが 凄く際立って見れて私は非常に楽しかったです キャラクターの緩いコメントも萌える2020/05/22
うー(今年も遅くなります)
9
「さあ、詩を書いてみて」と言われて さらさら書ける人はそう多くないだろう。谷川俊太郎さんたちの詩を まず読み、チェックポイントを明確にしていく流れ。『ことば』を生み出すヒントを得ることができると思う。
まる
4
竹からひきこまれるいい展開。 自分で詩を作るワークがあるのがいいな2021/08/27