えほん遠野物語<br> えほん遠野物語 でんでらの

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えほん遠野物語
えほん遠野物語 でんでらの

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  • サイズ A4判/高さ 27cm
  • 商品コード 9784811324821
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

デンデラ野のそばには、いつも死があるのだ。生と死、今と昔が交差する。はたこうしろう初のこわい絵本。岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!

著者等紹介

柳田国男[ヤナギタクニオ]
1875年、兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の基礎を確立。51年、文化勲章受章。62年、没

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年生まれ。北海道小樽市出身。世界妖怪協会、お化け友の会・代表代行。古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、1997年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞受賞。2000年桑沢賞受賞。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。2004年『後巷説百物語』で直木賞受賞。2011年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞受賞。2016年『遠野物語remix』『遠野物語拾遺retold』『えほん遠野物語』などの実績で遠野文化賞受賞

はたこうしろう[ハタコウシロウ]
1963年兵庫県生まれ。絵本作家、イラストレーター、デザイナーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

187
京極夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』を読み続けています。 第二期第四弾最終巻は、『でんでらの』、『でんでらの』も知らないけど何と思いながら読みました。絵はあまり怖くありませんが、『でんでらの』は、姥捨て山と死界との境目のような神秘的な場所でした。 https://www.choubunsha.com/special/tohno/ 第三期も期待しています。2018/06/30

KAZOO

122
絵本で柳田国男&京極夏彦コラボのものです。デンデラ野という場所があるとは知りませんでした。いわゆる姨捨の地域でそこで働けば何とか生きていけるということなのですね。それがけっこう怖いような場所ということで認識されているのでしょう。この絵本は明るい色彩で素朴な感じなのですが、何かイメージとしては現実とは異なるような気がします。うまい絵なのでしょう。2024/12/24

アキ

101
京極夏彦の「えほん遠野物語」第二期。絵:はたこうしろう。デンデラ野。六十歳を超えたら捨てられる。デンデラ野という墓に行く。そこから働きに出るのをハカダチ、そこへ戻るのをハカアガリと呼ぶ。十王堂の近くのお堂を守る役目の家の者は、村の中で死人が出るとわかるらしい。男なら、真夜中に馬を引き、山歌を歌ったり、馬の鳴輪の音がする。女なら、小声で歌を歌ったりすすり泣いたりする。夜中にデンデラ野を通る者があると「ああ、今日は誰々が死ぬぞ」と言う。その人は間もなく死ぬ。デンデラ野のそばにはいつも死があった。2021/12/29

ままこ

91
デンデラ野に纏わる謂れが淡々とした口調で語られる。姥捨の習わしは聞いたことあったが初めて知った話も色々あった。子供と老人。生と死。現代と過去が重なり合う不思議な情景。はたさんの柔らかで透明感のある絵で表現される遠野。京極さんの文とも良くあっていた。彼岸花の咲く頃に読むのがおすすめ。儚く物寂しい余韻が残る絵本。2018/09/18

ふう

74
はてしない野は、風さえ音もなく吹いているようで「とても寂しい」…。捨てられる方も捨てる方も、とても切ない…。そんな貧しさにたえながら、遠野の人々は生と死を愛しむ物語を生みだしてきたのですね。2018/09/27

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