目次
第1章 ニューヨーク
第2章 デトロイト時代
第3章 すべての始まり
第4章 反照
第5章 旅した距離
第6章 内側
第7章 タペストリーを織ること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NICK6
5
私にとってソウルディーバ御三家は「Midnight Train To Georgia」のグラディスと「Since You've Been Gone」のアレサと「 I'll Take You There」のメイヴィス。でも聴き込んだのは「Reflections」のダイアナ。彼女は低中音域が一番素晴らしく声量が安定して最高にPOP。さて。残念ながら全盛期モータウン時代については多くを語らない。メンバー間確執は悪口になりやすいし、何より天才スタッフに囲まれ過ぎているので主体的な自己を語るには難しかったのかも。 2022/11/05
サトル
0
もうすぐ50歳を迎えようとした頃、ダイアナ・ロスが一気呵成に自らの半生を語ったものらしい。デトロイトの少女時代からスプリームスの誕生、輝かしい歌手生活の裏で過ごした壮絶な日々、やがて訪れるメンバーとの諍いと別れ、モータウンレコードの首領ベリー・ゴーディへの敬愛と葛藤、独立後のミュージカル映画へ賭ける情熱と挫折、2度に渡る結婚で手に入れた5人の子どもたちとの暮らし...そんな彼女は呟く。「人と群れることが苦手で、ひとりでいることの好きな私の資質はつねに変わらないし...私は心の奥深くで、とても孤独なのだ。」2019/06/28