内容説明
知っていれば後悔しない、アジア・ビジネスの“いろは”から“本質”まで。アジア進出の先達・国内シェア58.4%のIT企業担当者がレクチャー。チャイナ・プラスワン、中国版インダストリー4.0、ASEAN経済共同体…どんなビジネス書にも語学書にも載っていない、いま、アジアで成功をつかむための25の真実。
目次
1 プロローグ
2 進出の基盤を整える
3 異文化の人びとと向き合う
4 噴出、山積する課題に立ち向かう
5 アジア・ビジネスの大転換
6 チャイナ・プラスワンの筆頭・タイの実力
7 エピローグ
著者等紹介
藤井賢一郎[フジイケンイチロウ]
アスプローバ株式会社グローバルマーケティング担当副社長。SEとして半導体の生産管理システムを構築した経験を活かし、アスプローバ株式会社のパートナー会社に入社。営業コンサルタントとして国内外の300社以上の現場に生産スケジューラを導入。アスプローバ株式会社に転じた後、2005年からは中国、2013年からはタイの責任者として現地に赴任。現在は本社に戻り、国内からの営業活動を行う傍ら、アジア・ビジネス、製造業関連のセミナーでの講演や雑誌・ウェブ媒体への寄稿を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mazda
13
中国では前向きな性悪説で、というのが印象的でした。日本のように当たり前をやってくれるとは限らない、裏切られることも覚悟で、という意識だと思いますが、的を射てると思います。タイは親日国だから仕事しやすい、と思ったら大間違いだそうで、確かにみんな笑顔で受け答えしてくれますが、だから言うことを理解したということではないということです。仕事上少しプレシャーをかけるとすぐに辞めるのも特徴だそうで、食料自給率が高い国ならではのようです。どちらの国でもいえることが、仕事上女性の方が圧倒的に信頼できる、だそうです。2020/06/05
Kentaro
2
OKYという隠語も久しぶりに目にしました。現地、特に中国にに駐在している日本人が、毎回のように本社から連絡を受ける度に、あれはどうなっているんだ、実績が上がらないから何とかしろとぐちゃぐちゃ文句を言われ続けるので、こころの中での呟きとして、「お前(O)が来(K)てや(Y)ってみろ」でOKYです。 私の頃は「手前が来てやってみろ」でTKYでした。 一言で言うと、その国の市場の特徴や原理はもちろんのこと、「一緒に働く現地の人間のことを理解しないと上手く行かない」ということなのだと思います。2018/06/15
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