内容説明
ユーホーは、正式名称を「有価証券報告書」と言います。上場している会社が、投資家に対してさまざまな情報を提供するために、作成・開示することを義務付けられている書類です。決算情報だけでなく、歴史や事業内容、グループ会社の状況、従業員の給料、はたまた倒産の危険性など、たくさんの情報が詰まっているので、就活生にとっても役立つ情報の宝箱です。本書は業界研究や企業研究、ＥＳの作成、面接などで使えるように、具体例をふんだんに織り交ぜながら、できる限り分かりやすく、そして応用できるようにユーホーの活用例を紹介しています。
目次
第１章 ユーホーで運命の会社をみつけよう（「大手病」のワナから抜け出そう；ユーホーは就職活動のための情報の宝箱 ほか）
第２章 就活に役立つユーホーからの情報収集術（ユーホーの目次と記載内容；ユーホーの入手方法 ほか）
第３章 気になる会社を丸裸にするユーホー裏読術（まずは「事業内容」を正しく理解しよう；海外で働きたいならここをみよう ほか）
第４章 会社が抱える経営課題とリスクの解読法（ネガティブにみえる情報にこそ目を向けよう；リスク情報を用いた業界研究の方法 ほか）
著者等紹介
郡司昌恭［グンジマサヤス］
公認会計士・税理士。株式会社ＭＡＡＣパートナーズ代表取締役。１９７７年、栃木県大田原市生まれ。２０００年に中央大学商学部会計学科卒業。同年、公認会計士試験２次試験に合格し、新日本監査法人（現、新日本有限責任監査法人）に入社。その間、２００４年に公認会計士登録。２００７年に同監査法人を退職して、独立開業、現在に至る。現在は、会計と経営のコンサルティングを中心に本業にあたる傍ら、『難しい会計をわかりやすく』世の中に伝えるために執筆・講演も行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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