内容説明
とても気むずかしく、近よりがたい、バッハにはそんなイメージを持っている人が多いようです。でも実際には愛する奥さんや子供達の為に素晴らしい曲をいっぱい作曲した、優しい家庭人でした。このマンガでそんなバッハといっしょに笑い、悲しみ、愛しあってください。
目次
第1章 月夜の勉強家
第2章 アルンシュタットの若先生
第3章 ワイマールの貴公子たち
第4章 ケーテンの宮廷楽長
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wang
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J・S・バッハの伝記まんが。薄い本でどこにポイントを置くか。宗教に熱心で神の為の音楽を作ろうとしたこと、子供の頃から天才であったこと、そして音楽一族の一員であったこと。生涯は作曲家として注目されることはなく、宮廷楽師や音楽教師として各地を転々とし才能ある演奏家・教育者としてしか評価されていなかった。想像していた芸術家人生ではないが、真実のバッハの姿をユーモアまじりに知ることができて面白かった。地道な活動の中でどのように多くの名曲が生まれたか宗教心以外不明なのはこの簡潔さの中では仕方ないか。2014/08/16