教科と教師のジェンダー文化―家庭科を学ぶ・教える女と男の現在

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784810705430
  • NDC分類 375.5
  • Cコード C0036

内容説明

「男女共同参画」という時代の要請によって、今日、学校教育、そして家庭科には何が求められているのか。家庭科が抱える教育課題に取り組むことによって、いったい、どのような成果を上げることができるのか。さらにそのことによって、学校教育自体が内包するジェンダー問題にも変化が訪れるのだろうか。本書は、以上のような問いに対する答えを出すべく、著者が発表してきた論考に加除筆・修正を施し、さらに新たに書き下ろしも加えてまとめたものである。

目次

序章 教科教育学とジェンダー論のパラダイムによせて
第1章 学校の組織構造と制度から見た家庭科教育と“ジェンダーの再生産”
第2章 家庭科教育研究におけるジェンダー視点―Educational EquityとEquality of Educationをめぐって
第4章 学校教育における“母”のメタファー―教師の家庭科観から
第5章 ジェンダー研究としての家庭科教師のライフヒストリー分析の可能性
第6章 男性家庭科教師のライフストーリー
第7章 家庭科専攻男子学生のライフストーリー
第8章 家庭科を学ぶ・教える男性のジェンダーと自己形成
終章 これからのジェンダー教育と家庭科教師の役割

著者等紹介

堀内かおる[ホリウチカオル]
1963年生まれ。1986年東京学芸大学教育学部卒業。1988年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。1993年昭和女子大学大学院生活機構研究科博士後期課程修了(博士(学術))。1993年鳥取大学助教授。1996年横浜国立大学助教授となり現在に至る。専門分野は家庭科教育学、ジェンダー論
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