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内容説明
津田塾を巣立ち、各界で活躍する女性たちの放つさまざまな光彩。そこには津田梅子の建学の精神が、どのように反映しているのか。―インタヴューをもとに、40人の塾出身者のなかの「津田スピリット」を探る異色の100年史。
目次
1 揺籃期から小平時代へ(星野あい―「津田先生の学校」を守り抜く;山川菊栄―婦人解放論のパイオニア ほか)
2 戦中・戦後の激動期(中村妙子―訳書はいつしか背丈を越えて;縫田曄子―女性運動は情報から ほか)
3 新制大学の開幕(井川史子―日本の先史考古学と英語圏人類学を繋ぐ;大庭みな子―「生きること」は「書くこと」 ほか)
4 大学大衆化の波のなかで(由井典子―数学は国境を越える;関場誓子―アメリカ外交政策を追って ほか)
著者等紹介
川本静子[カワモトシズコ]
1956年津田塾大学英文学科卒業。現在、津田塾大学教授。英文学専攻。著書に「イギリス教養小説の系譜」(’73年)「G.エリオット―他者との絆を求めて」(’80年)「ジェイン・オースティンと娘たち」(’83年)「ガヴァネス」(’94年)「<新しい女たち>の世紀末」(’99年)、訳書に「自分だけの部屋」(’88年)「日陰者ジュード」(’88年)「ロンゲスト・ジャーニー」(’94年)「オーランドー」(2000年)
亀田帛子[カメダキヌコ]
1960年津田塾大学英文学科卒業。現在、津田塾大学教授。日本文学専攻。著書に「『吾妻鏡』と中世物語」(’94年)「津田梅子を支えた人びと」(共編著、2000年)
高桑美子[タカクワヨシコ]
1963年津田塾大学英文学科卒業。現在、津田塾大学教授。英文学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。