コーチと教師のためのスポーツ論

コーチと教師のためのスポーツ論

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784810510713
  • Cコード C3075

出版社内容情報

スポーツを心から楽しめる競技者や学習者を育てることのできる指導者になるためには、まず指導者自身がスポーツそのものを充分に理解することによって、「何を指導するのか」「どのように指導するのか」という内容と方法を身につけることが必要との立場に立ち、スポーツや学校体育の最近の動向を踏まえながら、今後のスポーツ指導にとって重要な提言を行っています。

Ⅰ スポーツ論
 1 スポーツとはなにか
 2 コーチングとはなにか
 3 コーチングの現状と問題
Ⅱ 競技スポーツ論
 4 スポーツの振興と競技スポーツ
 5 スポーツ指導者
 6 一貫指導システム
 7 スポーツとモラル
Ⅲ 体育スポーツ論
 8 スポーツの学習
 9 スポーツの指導
 10 スポーツ学習の評価

スポーツは、高い技能を持った者や健常者だけのものではなく、上手ではない者も身体に不自由を抱える者であっても、それぞれが楽しむことができる。ところが、現実には上手ではない者や身体に不自由を抱える者に、充分な活動の場が提供される環境は整備されているとはいえず、選ばれた競技者(選手)だけがスポーツをおこなうということも少なくない。目先の勝利だけにこだわり、教師やコーチによってスポーツを楽しむ場が奪われることがあってはならない。スポーツを楽しむ権利は、全ての人にあるのである。
 スポーツを振興するには指導者が不可欠であり、学校スポーツにおいては教師が、スポーツクラブなどではコーチがその役割を果たさなければならない。スポーツが自由におこなわれ、楽しめる環境の整備には、教師やコーチがスポーツを充分に理解し、充実した指導やコーチングがおこなわれることが必要である。
 教師やコーチの指導(コーチング)の在り方は、スポーツの全体像をふまえてはじめて明らかにできる。本書は、「スポーツとは何か」という問いかけを明らかにすることで、「何を指導(コーチング)するのか」、「どのように指導(コーチング)するのか」という内容と方法を明

スポーツ論、競技スポーツ論、体育スポーツ論の三部立て、見開き2ページに一つのテーマで読みやすく構成しました。スポーツクラブや学校の体育授業、運動部活動で指導に携わっている方々、これからスポーツ指導者を目指そうとされている方々にお薦めします。指導者養成のためのテキストとしてもご利用いただけます。

目次

1 スポーツ論(スポーツとはなにか;コーチングとはなにか;コーチングの現状と問題)
2 競技スポーツ論(スポーツの振興と競技スポーツ;スポーツ指導者;一貫指導システム;スポーツとモラル)
3 体育スポーツ論(スポーツの学習;スポーツの指導;スポーツ学習の評価)

著者等紹介

関岡康雄[セキオカヤスオ]
昭和10年(1935年)6月25日生。筑波大学名誉教授。仙台大学特任教授。専門はスポーツ方法学、陸上競技コーチ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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