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出版社内容情報
集中的なセラピーで人格統合に成功した患者の手記で、多重人格症の理解に役立つ。事件を客観的にふり返るには、佐木隆三の『宮崎勤裁判(上)』がいい.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』146頁、より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
2
多重人格者である本人が書いた自叙伝です。精神科医やセラピストなどが書いたものよりもより詳しく語られているので、幼い頃の彼女に対して心から安心させてあげたい気分に何度も陥るけれど とてもとてもつらくて…でも読み進めずにはいられない本でした。2012/08/20
シサキ
1
主観から書かれてるノンフィクションはそんなに多くないので、読んで損はしない。Itと呼ばれた子を思い出す。共感したのは終盤、ジーンの自らへ向けた言葉。「ほかの子は虐待の中を生き延びてきたわ。どうしてわたしだけが乗り越えられないの?」こういう自らへの疑問は、いったん考え始めるとこびり付いてしまう。2011/06/16
tea
1
忘れられない本。原題「マーダラス・メモリー」直訳すると「殺人的な記憶」 子供のジーニー、怒り罵るミセスブリンソン、良き妻ジーン。そして6人もきょうだいがいてこうなったのはジーンだけだという点。http://www.lbl.net/lonerbluelady/etc/murderous.html
ipusiron
0
2005/5/?読了