Ｎｅｗｔｏｎ大図鑑シリーズ 心理学大図鑑

横田 正夫【監修】

ニュートンプレス（2021/10発売）

• サイズ B5判／ページ数 208p／高さ 24cm
• 商品コード 9784315524550
• NDC分類 140
• Cコード C0011

出版社内容情報

「心理学の過去は長いが歴史は短い」と?
書きしるしたのはドイツの心理学，ヘルマン・エビングハウスです。
目に見えない心のはたらきは，古代ギリシャから
さまざまな哲学者たちが解き明かそうと試みてきました。
「心理学」という学問が誕生したのは，19世紀に入ってからです。
心理学者たちは，心がどのようなしくみになっているかを?
実験で確かめようとしました。
また?精神の病を扱う医学の領域から，「臨床心理学」も誕生しました。
心理学は，悩みや苦しみといった
心の問題を扱うだけではありません。
日常生活の中で?何気なく行動しているうしろにある
心の作用や現象も明らかにしていきます。
「無意識」の領域に着目したフロイトや?
「条件」と「反応」が結びつくことを発見した
パブロフの犬の実験，
赤ちゃんの時期から，心がどのように発達していくのかを
分析したジャン・ピアジェなど?
さまざまな心理学者が，心のしくみを解明してきました。
本書は?心理学の歴史からはじまり?
心の発達や，人間係の心理学，集団の心理学など
領域ごとにその概要を読みやすくまとめました。
人間の行動を科学的に解明する「心理学」の世界を?
どうぞお楽しみください!!

内容説明

心理学がゼロからわかる！Ｎｅｗｔｏｎが総力をあげて制作した世界一美しくて楽しい心理学図鑑。

目次

０　心理学とは何か
１　心理学の歴史
２　体と心の関係
３　心の発達
４　個人差の心理学
５　人間関係の心理学
６　集団の心理学
７　犯罪の心理学
８　心理学的支援

著者等紹介

横田正夫［ヨコタマサオ］
日本大学文理学部心理学科特任教授。医学博士、博士（心理学）。１９５４年、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。専門は、臨床心理学。研究テーマは、統合失調症の認知障害（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まえぞう]

このシリーズは一応自然科学が中心なので、心理学といっても科学的なアプローチ、説明が主です。ただ、この話題は人そのものに関係するので、人がそうであるように、数学的に割りきった話しにはなりませんよね。

2021/09/28

[Go Extreme]

心理学の種類 心理学の誕生 研究方法 心理テストとのちがい 心理学の歴史： 構成主義 古典的条件づけ/オペラント条件づけ 行動主義 ゲシュタルト心理学 認知心理学 社会心理学 臨床心理学 フロイト ユング アドラー 心理学の発展 体と心の関係： 生理心理学 脳の構造 記憶のしくみ 短期記憶/長期記憶 記憶の種類 パンデモニアムモデル 心の発達： 発達心理学 個人差の心理学： 遺伝と環境 人間関係の心理学： 自己概念 集団の心理学： 内集団・外集団 犯罪の心理学： 衝動的犯罪 心理学的支援： 認知行動療法

2021/10/24

[水沢]

文字が大きく簡潔にまとまっていて読みやすかった。心理学分野全体に対して、精神分析や発達心理を含む臨床的な心理学と社会心理学が占める割合は大きいと感じた。独学する際には注意したほうが良さそう。ただ、犯罪心理学が独立した章になっていることから、この本の枠組みをそのまま信用するべきではないとも思った。

2023/04/19

[ゼラニウム/フウロソウ科]

全カラーでわかりやすい。

2022/06/26

[読書太郎]

図書館で。 行動心理学や認知療法など、広く内容紹介してあり、初学者にはとっかかりのいい本でした。

2021/12/26