内容説明
世界をゆるがしたロシア1世紀の歩みが、340点の秘蔵写真とともに、いま鮮烈によみがえる。
目次
1 ロマノフ家の土地
2 売春宿の悲劇
3 革命の年
4 赤軍対白衛軍
5 富農の虐殺
6 第二のアメリカ
7 テロル
8 猛攻撃
9 廃墟
10 鉄のカーテンの崩壊
11 大いなる昏睡
12 最後のボリシェヴィキ
13 RU$$IA
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
18
膨大な記録写真が、おもに20世紀初頭のロシアを浮き彫りにしてくれます。著名人だけでなく、様々な一面が切り取られていて面白かった。もちろん怪僧ラスプーチンとかレーニンの奥様とかもいいんだけれど、ニコニコ微笑む一般の兵士とか、子供達なんかにっこり。ただ、結構頻繁に起きていたという記述とともにヒト食いやら拷問されて殺された美しい少女の写真なんかは一生うなされそうでした。・・・そういえばこのあいだもロシアで人食いのご夫婦が逮捕されませんでしたっけ・・・。リアル・ババヤガー!不思議な国だなあ。2017/12/01