内容説明
このお話は食物をテーマにしていますが、イエスにとって、ともに食事をするということは慈しみの象徴であり、ひとつのものを共有した仲間であるという特別の意味をもっています。最後の晩餐でも、イエスはこのことを強調しています。聖餐は、よみがえったイエスを信じるという行為で、イエスこそがわたしたちの空腹を満たすものなのです。キリスト教徒たちは、イエスを想い聖餐に集います。家族や友達など、大勢で食事をするのが好きな子どもたちに、ともに食事をするということが、イエスと神の国への関与のはじまりであると話してみるのもいいでしょう。