目次
第1部 カフカ小説考(小品集『観察』について;『判決』について;『変身』の文法―「Ungeziefer」の変幻ならびに翻訳の諸問題 ほか)
第2部 カフカ・ノート(カフカ―苦い薬草の受難;内面世界の叙述と体験話法の接点;形象的記号の暗示力―F・マルティーニの散文論に基づいて ほか)
第3部 カフカ書簡考(『フェリーツェへの手紙』―「書くこと」と「愛すること」の軋轢;『父への手紙』―ある父子闘争の記録;『オットラへの手紙』考 ほか)
著者等紹介
井上正篤[イノウエマサアツ]
1943年生まれ。東京大学人文科学研究科独語独文専攻修士課程修了、同博士課程中退。現在東京工業大学教授。専攻は現代ドイツ文学、世界文学、小説論、国際コミュニケーション学
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