シリーズ教室で行う特別支援教育
応用行動分析で特別支援教育が変わる―子どもへの指導方略を見つける方程式

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  • サイズ B5判/ページ数 188p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784810054569
  • NDC分類 378
  • Cコード C3337

目次

第1章 応用行動分析で子どもの見方が変わる(特別支援教育の現状と応用行動分析;個人と環境の相互作用をみる)
第2章 子どもを伸ばし、問題行動を防ぐ基本技法(ABC教育技法;よい行動を伸ばす教育支援技法 ほか)
第3章 学習と生活の支援(特別支援教育の流れ;授業における学習の評価と支援 ほか)
第4章 校内支援システムと連携(支援を支える人々との連携―担任の立場から;支援を支えるシステム ほか)

著者等紹介

山本淳一[ヤマモトジュンイチ]
慶應義塾大学文学部教授(文学博士)。慶應義塾大学大学院博士課程心理学専攻を修了後、明星大学人文学部、筑波大学心身障害学系の助教授を経て、現職につく。臨床心理士。臨床発達心理士。専門は、臨床発達心理学、応用行動分析学。現在、発達障害児への支援に関する、いくつかの研究プロジェクトを進めている。(1)自閉症児の早期支援プログラムの開発と評価。(2)学習困難をもつ軽度発達障害児への学習支援プログラムの開発。(3)学校コンサルテーションのための組織づくり。(4)脳内機能の発達的変化と教育の効果。(5)開発途上国における教育支援プログラムの適用可能性の分析。「科学的な基礎研究」と「実践的な教育支援研究」を統合する枠組みをつくることが、研究・臨床活動の目的である。先生や親御さんの研修会の講師を多く務め、研究の成果を広く伝えるよう活動している

池田聡子[イケダサトコ]
かえつ有明中・高等学校(嘉悦女子中・高等学校)スクールカウンセラー。JECA上級カウンセラー。埼玉県志木市特別支援教育プロジェクトスーパーバイザー。筑紫女学園短期大学卒。埼玉県公立中学校国語科教員として働く中で教育相談を担当。10年間の教員生活を経てカウンセラーとなる。平成13年度より現職。軽度発達障害児童生徒への理解と支援を学び合う研究会「埼玉西部地区LD・AD/HD等研究会」代表。この研究会の活動のひとつとして、発達障害をもつ子どもたちへのソーシャルスキルトレーニング「たんぽぽ土曜教室」を4年前より開催している。また、山本淳一と「軽度発達障害児童生徒への理解と具体的な支援」について、共同研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

枕流だった人

0
柏市2015/11/17

Maho Kanekuni

0
レポートを書く為に読み始めましたが、とても興味深くどんどん読み進めているうちに気がつけば読み終わっていました!特別支援教育において、疑問に感じていた部分を分かりやすく説明してくれており、バラバラになっていた知識が頭の中でスッと収まったような感覚です。子供は適切な支援で必ず変わる!勇気を貰える一冊です。2014/07/12

ユウ

0
応用行動分析の視点から、主に通常級に在籍している子どもの支援を記している。事例も多く、支援計画の作成や実践において活用できる点が多い。2014/03/02

Keita Haga

0
障害者学級ではなく、主に一般学級向けの教育支援を理論と実務からわかりやすく解説していた。多様な生徒が増えるにつれ難しい問題も増えているが、対応のイメージが掴めた。「個人と環境の相互作用」「よい部分を伸ばすことが悪い部分を治す一歩」というようなところが気に入った。2013/11/01

らら

0
ただ、その場その場の対応ではない、根拠のある対応をするための、実用的な理論。目から鱗な部分もたくさんあった。後半は、支援計画や、校内体制など、パッと見は、応用行動分析と関係ないような気もしたが、机上の理論ではなく、実際に現場で取り入れるためには、こういうことが大事なのだと、読み進めていくうちにわかった。評価シートも付録で多くついているので、上手く活用すると、今までと違う思考の道筋ができるのではと思った。2018/03/14

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