内容説明
騒がしくて教科書が進まないクラス、話し合えない沈んだムードのクラス、そんなクラスの実態に応じて豊富な授業技術を絶妙なタイミングで繰り出すには?カウンセリング心理学を学習指導に取り入れた授業を変える法則とテクニック。
目次
第1章 よい授業を生み出す授業スキル―豊富なスキルを絶妙のタイミングで
第2章 この学級は、こう授業する!
第3章 ルールの確立が低い学級の授業
第4章 リレーションの確立が低い学級の授業
第5章 ルールとリレーションの低い学級の授業
第6章 ひとめでわかる学級状態別の全授業スキル
著者等紹介
河村茂雄[カワムラシゲオ]
都留文科大学大学院教授。博士(心理学)。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。公立学校教諭・教育相談員を経験し、東京農工大学講師、岩手大学助教授を経て、現職。日本カウンセリング学会常任理事。日本教育心理学会理事。論理療法、構成的グループエンカウンター、ソーシャルスキルトレーニング、教師のリーダーシップと学級経営について研究を続ける。特に、児童生徒の心理社会的発達支援の重要な領域を担う学級経営の中に、教師の高い専門性が求められ、その専門性の認識と絶え間ない研鑚に裏打ちされた力量の高さが、教育の専門家として、教師が自他共に認められる道だと信ずる
藤村一夫[フジムラカズオ]
岩手県出身。盛岡市立見前小学校教諭。NPO日本教育カウンセラー協会認定学級経営スーパーバイザー、上級教育カウンセラー。学校心理士。岩手大学大学院教育研究科修了。河村茂雄に師事し、学級崩壊・不登校などを予防する学級経営を研究している。大学時代体育科で鍛えたタフな体で広い岩手を駆け回り、学級経営のスーパーバイズや構成的グループエンカウンター、児童理解について講師をしている。「2003年日本カウンセリング学会学校カウンセリング松原記念賞」受賞
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