内容説明
「教会史の父」とされるエウセビオスの著作は、今は失われた貴重な記録や書簡を収録し、初代教会の成立事情や、アリウス派をめぐる熾烈な神学論争、大規模な迫害と殉教の実態、コンスタンティヌス帝によるキリスト教公認など、ローマ帝国時代の地中海世界に生きた人びとの体験を彷彿と再現している。全3巻完結。
目次
7 教会著作家とさまざまな異端―ガルルス帝からガルリエヌス帝まで
8 迫害とその取り消し―ディオクレティアヌス帝からマクシミアヌス帝まで
9 マクシミヌス帝の教会攻撃と迫害の終り
10 諸教会の復興―コンスタンティヌス帝の勝利
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