内容説明
『奇怪ね―台湾』青木由香、待望の書き下ろしエッセイ。食、お金、交通、観光はもちろん、ビザ、仕事、教育事情など不思議の島・台湾の秘密に迫る、基本20項目。個性満タン解説にニヤリ&台湾すべてまるっとお見通し!
目次
STEP1(気候;通貨;交通;滞在+観光;衛生;買い物;言語;歴史+文化;おまけ 台湾の風景)
STEP2(引っ越し;住宅;外食;食材;日用品;修理;病院;ビザ;仕事;教育;流行 おまけ 台湾の風景2)
著者等紹介
青木由香[アオキユカ]
神奈川県生まれ。2003年より台湾に住む。’05年、台湾で出版した『奇怪ね』(’11年には日本でも『奇怪ね―台湾』として出版)がベストセラーになり、台湾で一躍話題の人となる。2013年には、台湾観光貢献賞を受賞。現在は台湾と日本を行き来しつつ、ブログ「台湾一人観光局」や各メディアで大好きな台湾を日本に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
49
観光本とは一線を画した内容で面白かったです。年寄り・子どもに優しいとありましたが、障害者にも優しいのを空港入国審査で体験しました。長蛇の列に並んでいたら、杖をついている私だけ別に先に済ませてくれたのです。他の国では(日本も含む)経験した事がありません。町中や車内でも受けた親切数知れず。人が優しいと、行った所が大好きになりますね。蒸し暑さと虫が大嫌いなので住むことはできません。寝ていて囓られた話には仰天。鳥肌たちました。良い面悪い面ありますが、著者と同じで台湾大好きです。2017/02/03
きいろ
26
台湾経験者向け。と書いてあったけれど台湾に興味があるので読んでみた。かなり面白い国。それを楽しめちゃう青木さんが素敵。ガイドブックじゃなく、すっぴん台湾を見せてもらったような。うー。魅力的!2016/10/20
R
20
現代の台湾に住もうと思ったとき、何が必要で、どう困るのかといった実践的な内容を書いた本でした。著者の体験記というか、まさに実践していることを紹介した内容ながら、何かしら憧れがある身分で読むとなるほどなと頷くというか、納得の内容。住むとなったとき、気になることが理解できるというハウツーとしても優秀で、観光にしても、現代の台湾事情を知るうえでライトなんだけどありがたいと、情報の鮮度とほどよい深さに感心しました。2016/05/09
Yuuki.
19
相変わらず青木さんの文章は読みやすくて、たまにニヤニヤしてしまう面白さ。十数年間、台湾留学を夢見ながら年に1、2回、数日間旅行で滞在するにとどまっている私には毒みたいな本だった。だって、旅行程度では経験出来ないような台湾の生活や文化について色々と書かれているからね。(これから台湾旅行行くという人のガイドブックには全然ならない。)知らないことだらけで凄く面白くて、余計に台湾留学の夢が膨らんでしまった。この本、誤字がちょこちょこあったのだけが残念。編集者さ〜ん!2019/08/15
T坊主
14
この人の本は現在まで3冊読んだが、全体的に字が小さいので読みにくい。 特に今回はピンク色バックに白字とか白地にピンク色とかのページもあり非常に読みにくい。著者も完全に台湾人化したのだろうか??? でも台湾人の事をよく観察していてかなり的を得ていると思う。副業の話とか、いい加減な所とか、計画性はあまりない。会社も友人などが一緒に起業しても、すぐ儲からないと抜けたり、反対にやめて足をひっぱったり、ある事が流行り出すと異業種でも大から小まで殺到してさっとしぼんでしまったりとか。でもなかなか面白い国である。2016/07/31