内容説明
四〇〇年も謎に包まれた信長を読み解く真因―それは古代中国での故事・謂れであった。この謂れから、信長の国家論「撫育民姓国家」、為政論「布武天下」が構築されるとともに、その集大成が安土築城へと繋がっていくのであった。
目次
当時の世相と尾張の状況
信長の誕生と信長を守り育てた僧たち
尾張の平定
信長と謙信の交誼
美濃の平定
「撫育民姓国家」実現への決意
信長の上洛
正親町天皇と信長
上洛直後の動きと、幕府体制の確立
安土築城
天下統一への序盤戦
天下統一はの中盤戦
天下統一への終盤戦
本能寺の変 信長、非業の死
著者等紹介
濱田昭生[ハマダアキオ]
1945年、兵庫県生まれ。津名高校、神戸商科大学(現・兵庫県立大学)卒業。1968年、神戸銀行(現・三井住友銀行)入行。事務部門、業務企画部門、全国銀行協会などを担当。支店長、関西事務センター長などを歴任。1998年、さくら銀行(現・三井住友銀行)退職。企業役員、銀行傍系会社社長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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