内容説明
ある日、彩子の携帯電話に見知らぬアドレスからのメールが届く。普段なら知らない相手に返事などしないのに、つい返信してしまう。出逢うはずのない二人…。涙と笑い…感動のラスト!余韻の残る爽やかな読後感!今世紀最高のピュア文学。
著者等紹介
加藤咲子[カトウサキコ]
東京に生まれ、横浜で育つ。日本女子大学文学部卒業。学生時代、教室で書いていた詩と絵が、1988年「詩とメルヘン」(やなせ・たかし氏編集)に掲載される。1988年から2004年までの16年間、月刊経済誌「くれじっと情報」の表紙絵作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
12
読破。初めての作家さんの作品で、しかも出版社もあまり聞きなれないところ。それはどうでも良くて…。図書館でこのタイトルを目にしたときに、日常的なでも普通こういう聞き方しないよね、なタイトルに惹かれ、そしてイラストにも惹かれて借りてきました。一言で表すなら、「携帯小説」と言うか「メール小説」? 基本ストーリーは実に単純、そしてそれを表現するのに用いられたのが、ほぼ「メール」でのやり取り。でも、これがねぇ、短い文に含蓄深い言葉が並んでいて──スラスラ&展開も読めるんですが、ラストでジ~~~~ンとしてしまった。 2011/12/20
sunasunau
3
携帯のメールのやりとり。2009年に出版されているけど、15年前位でないと、いきなり知らない人からのメールは受け取らないなぁ~と思いながら読み始めました。内容的にはすらすら読め、最後の手前の月日のスピードは早過ぎ(>。<)。最後はパチパチ(●^o^●)って感じでした。2012/02/03
きのこ
3
今世紀最高のピュア文学。らしいこの作品。 30歳と19歳のピュアなやり取り。 「聖書」について書かれているところはなかなか面白かったんだけど、 ナリオミから送られるメールがなんだか私は気持ち悪く感じてしまいました。 これは私がピュアな心を失ってしまったってことでしょうか・・・。 ラストは想像通りの展開。 これが10年前くらいだったら「メールで始まる恋」が新鮮で良かったのかも。 私には合わず残念。2009/12/18
イプシロン
0
こういう出会いっていいよね!
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