オセアニアから来た日本語

個数:

オセアニアから来た日本語

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月07日 20時54分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784809675362
  • NDC分類 810.29
  • Cコード C3080

内容説明

縄文時代にバヌアツから、弥生時代に中南部フィリピンから、邪馬台国の頃にポリネシアから、そして台湾、スンダから…。日本祖語の成立におけるオセアニア系言語の影響を実証する。

目次

第1章 縄文の言葉(バヌアツに縄文土器;オセアニア諸語はオセアニアで成立;バヌアツ系にしかない言語特徴;バヌアツ系のその他の主な語彙)
第2章 弥生文化に関わる言語(三つの言語の弥生文化的語彙;ムツキ(1月)とカンナヅキ(10月)
南島語の数詞との比較
南島語に入ったサンスクリット
中南部フィリピン系にしかない語彙
中南部フィリピン系のその他の主な語彙)
第3章 ポリネシア系の言語(ポリネシア語の種類と時期;途方もない8;邪馬台国の言語;邪馬台国の官名;ポリネシア系のその他の主な語彙)
第4章 台湾の言語(アタヤル系の決め手・経路と時期;アタヤル系の重要な語彙;アクセントによる末尾音節の脱落;アタヤル系のその他の主な語彙)
第5章 最後の南島語と日本祖語(その他の和数詞の語源;母音交替発生のメカニズム;スンダ系のその他の主な語彙;日本語祖語の成立とピジン・クレオール理論;月名に「10」がない理由)

著者等紹介

川本崇雄[カワモトタカオ]
上越教育大学名誉教授、創価大学名誉教授。東京文理科大学(現、筑波大学)英語学英米文学専攻。群馬県立太田高等学校教諭、近畿大学講師を経て、奈良教育大学助教授。文部省海外研究員としてバーミンガム大学、ヘルシンキ大学に留学。1980年上越教育大学教授。大学院で比較言語学と言語系統論の講義を担当。のち、附属中学校校長併任。1985年富山大学教授兼任。1987年上越教育大学学部主事、評議員を兼任。1989年創価大学文学部教授。1971年バーミンガム大学A.S.C.ロス教授との共同研究により、日本語の主流は北方ウラル・アルタイ語族系ではなく、南方南島語族系であることを確認。1987年大阪民俗学博物館にて、崎山理氏主催のシンポジウム「日本語の形成」に参加。日本語は南島語をベースとしたピジンがクレオールとなったものとの説を発表。1992年ハワイ大学より招聘され、シンポジウム「中国大陸と南島語」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品