出版社内容情報
ルーシー.モード・モンゴメリ[ルーシー.モード モンゴメリ]
著・文・その他
村岡 花子[ムラオカ ハナコ]
翻訳
HACCAN[ハッカン]
著・文・その他
内容説明
大学を卒業したアンは、サマーサイド高校の校長先生に。敵意むきだしの教師仲間や、町の有力者プリングル一族など、悩みはあるものの、柳風荘での暮らしが大好きに―。シリーズ第4作は、アンが婚約者のギルバートに書いた、楽しい手紙がいっぱい。どんなことにもおもしろさを発見する才能は、相変わらず!あなたもアンの手紙をこっそり読ませてもらいませんか。
著者等紹介
モンゴメリ,L.M.[モンゴメリ,L.M.]
1874年、カナダのプリンス・エドワード島に生まれる。1905年、「赤毛のアン」を書きあげる。1908年、ボストン市のページ社から同書を刊行し、一躍人気作家になる。1942年死去
村岡花子[ムラオカハナコ]
1893年、山梨県生まれ。東洋英和女学院高等科を卒業。1927年、はじめての訳書「王子と乞食」を出版。それ以後、訳書多数。1968年死去
HACCAN[HACCAN]
1978年、北海道生まれ。挿絵、イラストなどで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
沈黙の魔女。
4
読み返す度に、魅力的なアンの世界のピースが少しずつ埋まっていくのを感じます。2023/01/16
aki-M
3
赤毛のアン4巻目。アンとギルバートは婚約中ではあるけれど、アンは校長としてプリンスエドワード島にやってきます。ギルバートとは遠距離恋愛な中、アンがギルバートに送る手紙で物語は進んでいきます。「長い手紙で嫌にならないか、ギルバート⁉︎」という思いが常によぎりますが、周りの登場人物とかそこで起こる出来事など踏まえて、私はこの巻が1番好きです。2017/04/17
温
2
今年160冊目。今回は、サマーサイド高校の女校長に勧誘され、柳風荘(ウィンディ・ウィローズ)で暮らすことになったアンが、婚約者ギルバートに書いた手紙を通して、おもに出来事を知ることができるタイプのストーリーだった。「あしながおじさん」とおなじタイプかな。たまに手紙ではなく、三人称で語られているところもあり、どちらもアンの感情が豊かに綴られていた。 グリン・ゲイブルズやアヴォンリーとかもそうだけど、幽霊小路とか、柳風荘とか、アン・シリーズは、名前もステキ!★★★★★2020/08/14
みとん
2
サマーサイド高校の校長になったアン。この歳で校長!?この時代のカナダがよくわからないので、ちょっとびっくり。新しい土地で新しい生活。相思相愛、婚約をしたギルバートとは遠距離恋愛のため、文通。そのなかに様々な事件が描かれて話が進む感じ。3年間の出来事が詰まっているので、ちょっと長くて、コロコロ話が変わって読みづらく、時間がかかって前半忘れた(笑)ツンツンした同僚と打ち解ける話や、小さなエリザベスとの交流が可愛かった。天使ですね♪ラストもハッピーエンドだし。自分用に買い直したら、もう一度じっくりと読みたい。2014/09/03
karipo
2
2013-13 サマーサイド高校の校長になるためにプリンスエドワード島にやってきたアン。アンが生活する家の隣に住む孤独な小さいエリザベス。初めはとてもかわいそうだったが、アンといることで少しずつ元気になっていって良かったV(^_^)V気持ちで名前が変わるのが面白くて可愛かった (^◇^)2013/07/30