内容説明
世界中が「ここ10年の勝者は日本」と断言する理由。
目次
第1章 2013年、日はまた昇る
第2章 世界最強通貨・円(YEN)
第3章 世界一安全な日本国債の威力
第4章 日本の投信、年金、株の真実と、マスコミの嘘
第5章 中国バブル崩壊、韓国の生殺与奪権
第6章 日本神話、いまだ健在
著者等紹介
ぐっちーさん[グッチーサン]
本名、山口正洋。1960年東京港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経て1986年モルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベアー・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティックの投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広くディールをこなす一方で、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
14
以前からアエラで気になっていたぐっちーさん。最近はgucci postはかかさずということで、発刊と同時に購入した。この人の文は読ませる、わかりやすくかつ奥深い。経済に関する書籍は数多あれどほとんどがアレレ?というもの、この人はとにかく目線の高さがいい。個人的には超オススメです。2012/09/22
手押し戦車
12
日本の借金は国民から借りて毎年国債を発行している。お金を借りると誰かが同額のお金を貸している。バブル崩壊で失われた10年の間に国債が暴落もせず健全な通貨を維持しさらに対外純資産を増やし世界一の金貸国になり利息だけで月1兆円の収益があが国民に対し円高は悪い、対外借金が無いのに借金地獄で増税したりちんぷんかんぷん宣伝し国民を欺き政治力が無いのが弱みだが強みは健全な財務基盤と経常黒字、デフォルトし様にも出来ない位の国債の信頼性と国民による貯蓄の凄さ。これからは少し贅沢をしてお金を使いましょう。2014/08/26
みくきのこ™
10
久しぶりにこのような本を読んでみたので面白かった。円安で笑うのは一体誰なのか、日本国のあり方、年金問題など、興味深い内容が多かった。輸出する企業の割合が少ないにしても、それら一社毎の額が桁違いでしょうから賛成とは一概には言えないでしょうが、円高の与える影響が、必ずしも悪い事ばかりではないということをもう一度考える必要がありそう。経団連以外とかとか‥2015/01/21
グスタフ
8
ラジオで、今年一年を考える座談会をしていたが、ほとんどのコメンテーターが消費税増税に賛成だった。彼らには、ぐっちーさん流に「ばかものどもめ」と罵倒しておくのが正解。「敗者ととらえていた日本に、実際に行ってみたら衝撃的に豊かだった。」というタイムズの記事には衝撃を受けるが、考えてみたらそのことを少しも紹介しない日本のメディアはもっと衝撃的におかしい。ウォーレン・バフェットは語る。「新聞に正しいことが書いてあるのは、唯一野球の結果だけだよ」2013/01/03
nchiba
8
この本を読むとまず各種報道は疑ってみないといけないということが身に沁みる。自虐的な経済観念から抜けだしてニッポン人はもっと元気を出していいのだ。と思える本。2012/09/17