サッカービジネスの基礎知識―「Jリーグ」の経営戦略とマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784809410178
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0034

内容説明

リーグ創立20年の節目に見つめ直す「J」の軌跡とこれからのビジョン。グローバル視点のサッカーBIZ専門書。

目次

第1章 Jリーグ創設の戦略と制度設計(日本サッカー変革のためのDNA;Jリーグ発足へ向けてのビジョン;Jリーグのマーケティング―Jリーグ開幕;Jリーグの制度とガバナンス;Jリーグのメディア戦略;Jリーグの事業性)
第2章 「J」後のサッカービジネス(ボスマン判決;プレミアリーグの誕生とマードック化現象;ユニバーサルアクセス権;UEFAチャンピオンズリーグ誕生(TEAMの興隆)
ビジネスモデル化(グローバリズム導入)
ビッグクラブとFA/FIFAの対立
ISLとキルヒの破綻(サッカーバブルの崩壊)
「指定管理者制度」と施設産業としてのサッカービジネス
「CRM」という経営戦略
「スポーツ基本法」の制定とスポーツ庁の設置)
データで語る「Jリーグの20年」
「あとがき」に代えて―プロサッカーというビジネスモデルについての考察

著者等紹介

広瀬一郎[ヒロセイチロウ]
1955年、静岡県三島市生まれ。東京大学法学部卒業。1980年、株式会社電通入社。1984年よりスポーツ担当となり、サッカーのトヨタカップ、キリンカップ、ワールドカップ(メキシコ大会&イタリア大会)、ゴルフの世界マッチプレー選手権、大相撲アメリカ巡業など数多くのスポーツイベントを担当。1994年~1996年まで、ワールドカップの日本招致に尽力した。1999年、Jリーグ経営諮問委員会委員就任(任期2年×2期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshitaka Kimura

1
私はサッカーに興味があり、また大学でレジャーのゼミを専攻しているため、またこの作者の講義を受けたことがあるためこの本を選びゼミでの活動でとても活躍した本であります。まずサッカービジネスにおいてサポーターの収益は一番大事な点であり、そのサポーターをどう集めるか、どうやって応援してくれる人を増やすのか、どのようにコアサポーターに変化させていくのかを書いてあり、地域密着など色々な経営戦略を書かれている本である。今スポーツ界では女子のファンも増えており、野球はその点のマネジメントが出来ているがサッカーはまだ少ない2014/05/23

しもへー

1
スポーツの公共性とクラブ経営のビジネス化についてよく説明された指南書。Jリーグには、「特殊な成り立ちがゆえにビッグクラブから影響を受けにくく日本のサッカーの振興を目的とした明るい部分」と「依然として親会社主導のスポーツビジネスに対して無頓着な暗い部分」があると分かった。「スポーツはみんなのもの」という前提のもとでいかにビジネスモデルを確立するのかという意味では、新しい公共の考え方が応用できると感じた。2012/07/19

Sugiwoggie

0
マネジメントの視点から書かれた数少ないスポーツマネジメントの本でした。勉強になりました。2018/01/06

りおふ

0
Jリーグ創設は日本史上最大のベンチャーだと思いました。当時、サッカーより人気のあった野球でも運営が難しかったのに、成功する保証のないJリーグに参加するチームを集めた努力はすごい。2016/05/16

kana

0
サッカービジネス、プロスポーツビジネスに関わっていきたいという夢をもつ人間は一回は読むべき。内容量が多く、一度で全て網羅するのは難しいと思う。しかし、プロスポーツを経営するとはどのようなものなのかよくよくわかる。また経営には興味なくとも、J創立時の苦労や工夫も知ることができ、普通のサッカー好きにも十分楽しむことができると思う。私は、一年のなかで、二十数試合しかないホームゲームでいかに収入を得て、経営を安定させるかというところは本当に難しいと思った。川崎Fのように1人あたりの客単価を上げる必要があるよね。2016/02/17

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