内容説明
“ドロボーは世を写す鏡”である。たとえば、戦後混乱期のドロボーは体を張って仕事をしていたが、社会が安定期に入ると彼らにも余裕がでてくる。しかし、やがて飽食時代を迎えるようになると、ドロボーにも奢りが出てきて、物よりも金に価値を見いだし、手口も多様化してくる。
目次
ドロボー哲学
ドロボーの服装
ドロボーの七つ道具
ドロボーの手口
ドロボーの罪と罰
ドロボーの私生活
ドロボーの出勤時間
眠らせドロボー
くたびれドロボー
二つの顔のドロボー
間抜けなドロボー
ぶっそうなドロボー
奇妙きてれつなドロボー
でっかいドロボー
まいほーむドロボー
怪盗という名のドロボー
メモるドロボー
ドロボー百科
戦後ドロボー犯罪年表
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