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出版社内容情報
19世紀パリに生まれた印象派は、新しい芸術潮流の息吹に敏感な諸外国の芸術家たちにより世界中に広まった。西ヨーロッパ、北米、北欧、東欧、ロシアそして日本で印象派に触発された画家を多数紹介し、その魅力を再発見する。
目次
1 アメリカ/カナダ
2 イギリス/オーストラリア
3 ベルギー/ドイツ/オランダ
4 ノルウェー/デンマーク/フィンランド/スウェーデン
5 スペイン/イタリア/スイス
6 ロシア/ポーランド/チェコ
7 日本/中国/台湾
著者等紹介
冨田章[トミタアキラ]
1958年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。成城大学大学院文学研究科修了。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て、現在、東京ステーションギャラリー館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
126
19世紀巴里に生まれた印象派のブームは、欧羅巴のみならず、極東の日本にまで伝播していました。 https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/np/isbn/9784808712976/2024/07/09
kei-zu
19
書名に「旅する」とあるが、本書は印象派が影響を与えた各国の絵画を紹介する。アトリエから飛び出し、外光の明るさをキャンバスに閉じ込めようとする試みは、各国で共通だが、景色に青みが残るノルウェーやフィンランドに対し、スペインではコントラストがはっきりとして原色が鮮やかなど、お国の気配が感じられて楽しい。2024/10/14
takakomama
8
フランスの印象派の絵画は出てきません。印象派の影響を受けたアメリカやヨーロッパ、ロシア、日本など世界各地の画家たちの絵画を紹介しています。描く手法は同じでも、太陽の光や気候、風景にその国らしさを感じます。知らない画家が多かったです。印象派の影響は大きいですね。2024/09/17
お抹茶
3
フランスの代表的な印象派画家でなく,印象派の伝播を世界各地の画家の作品と共に表す。パリから帰国した画家が,印象派の技法や姿勢を自然主義や写実主義の方法論を受け入れる下地が整っている自国に持ち帰った。陽が落ちる頃の微妙な光の状態を巧みに描いたのがモーリス・カレンの「冬のモレ」。同じく光の描き方が良いリッカルド・ベリ「北欧の夏の夕べ」。コンスタンティン・コローヴィンの「パリの夜、イタリア大通り」も黒々とした夜の通りに街灯の光が映え,生き生きとしている。2024/11/05
kaz
3
印象派というよりは、印象派に触発された画家の作品が多い。。図書館の内容紹介は『19世紀パリに生まれた印象派は、新しい芸術潮流の息吹に敏感な諸外国の芸術家たちにより世界中に広まった。西ヨーロッパ、北米、北欧、東欧、ロシアそして日本で印象派に触発された画家を多数紹介し、その魅力を再発見する』。 2024/09/06