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出版社内容情報
江戸時代中期の京都で活躍した長沢蘆雪(1754~99)の画集。これまでの「奇想」や「千変万化」という形容から離れ、「かわいいもの好き」な側面を全面展開、子供や子犬などのモチーフを満載し、その魅力に迫る。
内容説明
“かわいいもの好き”蘆雪の自由で柔らかな表現の真髄を探る。
目次
長沢蘆雪の生涯―自由で、研究肌で、かわいいものが好き
子供が好きだ
かわいいおじさん
ゆるい子犬という発明
雀の情景
蘆雪の虎がかわいいわけ
動物の心
柔らかいかたち
著者等紹介
金子信久[カネコノブヒサ]
1962年、東京都生まれ。1985年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史。既存の美術史の枠に収まらない、ユニークな展覧会を次々と企画している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
42
読友さんのレビューで知った一冊。美術も骨董も全然詳しくなくて、なんでも鑑定団を見てもサッパリ価値がわからない私だけど、このゆるーいワンコ達のかわいさはわかる。モフモフが団子になってだらしなく座っていたり、すみっこにミチミチに詰まっていたり、どんな緊張もほぐしてくれそうなホケーっとした表情だったり、かわいさの大渋滞。雀や子どもはもちろんオジサンまでかわいいなんて。恥ずかしながら長沢蘆雪は名前すら知らなかったけれど、たっぷり癒やされた。2026/04/24
ゆっき
29
とにかくかわいい。円山応挙の門人として出発した長沢蘆雪。子犬や子供が「かわいい」のはもちろん、虎やおじさんまで何でも「かわいい」。なんとなくしか知らなかったのが今まで損していた気分。詳しい解説や拡大した絵画で存分に楽しめました。お気に入りはやっぱり『菊花小犬図』のわちゃわちゃしてる小犬たち。つぶらな瞳も目が線の小犬もかわいすぎます。思う存分癒やされました。2026/04/19
ちぃ
10
九博の長沢芦雪展を前に。すんっとした細目の子犬が可愛い。2024/01/21
うちだ
7
素晴らしいの一言。タイトルにかわいいとある通り、犬や雀や果てはおじさんまで、現代人の感性で見ても完全にかわいいと言える絵が中心です。しかしそれだけではありません。虎や鶏は勇ましく、亀やなめくじは生々しく、月夜は美しく、画題によってさまざまな表情が見られます。センスの塊のような人ですね。そして単なるセンス一本槍の人でもなく「長春孔雀図」「春景群鳥図」などでは円山応挙譲りの写実性や細密性の強い技巧的な絵でも魅せられる。ここまで魅力のある絵師だとは思いませんでした。2024/06/12
miohaha
4
ミュージアムショップで出会ってしまいました。かわいいをフィーチャーして水墨画を観る、面白い企画ですね。ゆるっとした仙人が、こっそり覗くわんこ達。十二支図では、虎の尻尾にジャレつく戌など、遊び心たっぷりで堪りません。本物に会いに行きたいものです。2024/06/23
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