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目次
恋の章 詩情あふれる夢の世界
創の章 粋人たちのあそび
慈の章 江戸の日常をみつめる
雅の章 隠された趣向をさぐる
美の章 江戸のアイドルお仙とお藤
著者等紹介
田辺昌子[タナベマサコ]
東京都生まれ。学習院大学人文科学研究科博士前期課程修了。永青文庫学芸員を経て千葉市美術館の開設に準備室段階から関わり、現在千葉市美術館学芸課長、副館長兼務。鈴木春信を中心に浮世絵の研究に携わる。2008年『鳥居清長』展図録で第一回国華賞展覧会図録賞受賞(共同受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takakomama
3
鈴木春信は、歌麿や北斎より前の人。すらっとした女性が描かれた、穏やかな色の浮世絵が多いです。男性と女性が似てますね。見立絵を読み解くのは、私には難解です。2021/10/30
kaz
2
あとがき「春信の魅力 鑑賞のポイント」が、この本を眺めていて感じたことにまさに当てはまる。すなわち「恋を描く詩人」「江戸の日常の幸福に浸る」「隠された主題を読む」「色と線の美しさを味わう」「紙の質の良さを味わう」というもの。古典や故事の見立ては、それなりの文化人でないとピンとこなかったはず。紙や絵の具も高級とのことで、春信の浮世絵は所謂セレブ向けの贅沢品だったのだろう。後の時代に比べると彫や摺の技法がシンプルだったとあるが、当時から空摺がほどこされていたとは知らなかった。2017/05/05
果てなき冒険たまこ
1
ありえないほど細い体や機能するかわからない小さな手に同じ角度で傾けられた同じような顔。以前はあまり興味がなかった春信だけど最近になって面白いと思えるようになった。やっぱり自分の部屋に飾るなら国芳の武者絵より春信だよなぁと思うと納得できるよね。2023/04/15
ランランルーんば
1
おもしろかった!画質も良く、春信独特の紙の凹凸も見える印刷で非常に楽しめました。江戸時代から錦絵の祖であり、貴重な原稿として教養人から扱われていたのを初めて知りました。比較の浮世絵や、模倣作品も見れて満足です。2022/04/15
Y
0
◎2020/07/06
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