内容説明
本書では、器などを中心に、古代から現在に至る世界中のガラスの特徴を、技法・歴史等をもとにわかりやすく整理して、見るとき、買うとき、そして使うときにも役立つよう工夫している。
目次
海外のガラス(ナソン&モレッティ(イタリア)
モーゼル(チェコ)
スワロフスキー(オーストリア) ほか)
日本のガラス(北一硝子(北海道)
ザ・グラススタジオイン函館(北海道)
津軽びいどろ(青森) ほか)
もっと知りたい人のために(テーブルグラスの種類と用途;ガラス食器の買い方・選び方;ガラス食器・ガラス製品との付き合い方 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
134
ガラス製品で特に好きなのはラリックやテレジアンタールのガラス。日本国内16箇所、アメリカや中国では1箇所ずつ、ヨーロッパでは10箇所のガラスの産地別にその特徴、技法、歴史など解説しながら、随所に歴史の裏話やガラス職人の苦労話、技術の成り立ちなどのコラムも掲載されていてそちらも興味深い。吹きガラスの経験はないが、工房の体験コースなどでサンドブラストやグラヴィール、ステンドグラスなどの装飾をしたことはあってなかなか楽しかった。そんなガラスを学べる学校や研究所、ガラスと出会える美術館も掲載され参考になった。 2014/06/16
あだ
3
薩摩切子展で。それぞれのガラスの成分、特徴など過不足なく書いてある。
orihuzakawagon
1
各産地のガラスの特徴に、コラムでガラスに関する豆知識が楽しめました。2024/08/31
るるぴん
1
各国を代表するガラスメーカーの特徴を大まかに知ることが出来て参考になる。文末にはガラス辞典的な用語解説もあり。メーカーごとのガラスの成分詳細が書いてあったのもよかった。お手入れ方法、グラスの種類なども簡単ではあるが、参考になる。2018/01/01