内容説明
シャンソンを通してフランス語の発音や文法を身につける、ユニークなCDブック。原詞と日本語訳、さらに歌詞の内容をより深く理解するために、言葉や文化に関する注をつけました。それぞれの歌が生まれた背景を興味深く解説。文法のポイントを一覧表にまとめた巻末「ミニ文法」。わらべ歌から現代シャンソンまで9曲を、「歌詞つき」と「カラオケ」でCDに収録。
目次
「愛の讃歌」
「枯葉」
「聞かせてよ愛の言葉を」
「桜んぼの実る頃」
「愛の歓び」
「パリの空の下」
「パリ祭」
「月明かりで」
「きよしこの夜」
著者等紹介
大野修平[オオノシュウヘイ]
シャンソン評論家。1952年、東京生まれ。立教大学フランス文学科卒業。シャンソン・フランセーズのCD解説・対訳のほか、G.ベコー、C.アズナヴール、G.ムスタキなど来日歌手の通訳を務める。「Webサ・ガーズ」で情報発信中
野村二郎[ノムラジロウ]
筑波大学名誉教授。フランス言語文化主専攻。1928年、東京生まれ。早稲田大学、図書館情報大学等でフランス語とフランス文化、リヨン第3大学で日本文化のクラスを担当
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
7
紅白で大竹しのぶが歌っていた曲とかいろいろと有名なフランス語曲が収録されていて気軽にフランス語に親しめるいい本だと思う。ただ文法とか単語の解説が親切なタイプの本ではないので、よし、勉強しようと張り切っているときには不向きかもしれない。自分は第二外国語がフランス語だったのでそこそこ文法はわかるしそちらにあまり興味もないのでこの素っ気なさが丁度良かった。続編あり。2017/05/01
る~え
0
まずこれで語学の学習になるかと言われたら正直言って疑問…『シャンソン』はとっつきやすいのに、中身が「フランス語&日本語の歌詞・単語の意味・解説+巻末に文法や簡単な発音のまとめ」をがただ書かれているだけ。またCDは打ち込み音でカウントを取る為と考えても、音がチープで耳が痛い。個人的には『歌』になると子音やリエゾンの処理が独特になることがあるので、細かいところを解説してほしかったがそれらはなく、解らなくても感覚で聞いて覚えろとばかりのCDだった。もう少し詳細な説明が文字や音で欲しかったです。2012/07/02