出版社内容情報
立川支局の若手記者である筆者が「有機フッ素化合物(PFAS)」汚染の問題を知る。
基礎知識ゼロの状態から専門家や住民への取材を積み重ね、根源は米軍横田基地にあるのではないかとの疑念を深めていく。
そして、最も安全であるべき水道水が、長年にわたって汚染されていたという衝撃的な事実をいち早く明らかにし、国や東京都を動かした。
当事者への地道な取材と、入手したデータの精緻な分析という調査報道をもとにしたノンフィクション。
【目次】
内容説明
衝撃的な事実を地道な調査報道で明らかにしたノンフィクション。
目次
第一章 無名の有害物質
第二章 体内汚染
第三章 汚染源はどこだ
第四章 浮かび上がる日米関係
第五章 動かぬ自治体
第六章 ないがしろにされる健康影響
付章 民間企業では
終章 解決に向けた5つの可視化
著者等紹介
松島京太[マツシマキョウタ]
1992年生まれ。川崎市出身。慶應義塾大文学部卒業。2017年に中日新聞社に入社し、東海本社(松浜市)報道部、名古屋本社整理部を経て、2022年8月から東京本社社会部立川支局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aki
4
PFAS関連読み3冊目。東京新聞記者ということもあり、都内及び郊外の汚染にフォーカスし、とりわけタイトルにもある通り米軍横田基地の泡消火剤の流出の情報が米軍、政府、東京都、自治体の間でスムーズに共有されず、時に隠ぺいされた経緯や、東京都の強い意向なしには動くことのない政府の姿勢をつまびらかにしている。相模原の3M近隣の汚染については2024年とごく最近の出来事だけれと、相変わらずテレビ、新聞では見かけた記憶がない。メディアと市民の注目度がまだまだ低いと感じる。2025/10/13
Humbaba
0
水というのは人が生きていくためには決して欠かすことのできないものである。即効性の毒であれば、飲んですぐに症状が出るので問題が起きていることは自明であり対策もすぐにうたれる。一方で汚染というのは必ずしもすぐに症状として表れるようなものばかりではない。そのようなものの場合、そもそも問題を認めさせることすら一苦労であり、その原因までたどるのは容易なことではない。2026/05/29




