内容説明
花魁はセレブのはしり助六は元祖イケメン!?ワイドショーか、はたまたサスペンス劇場か。セレブとイケメン闊歩する、リュクスな時間をプレゼント。隅から隅までずずずいっと、お読み願い申し上げ奉りまする―。
目次
第1章 「油断のならぬ恋の道」
第2章 「たっぷりと 夢芝居」
第3章 「ピンチ!あなたならどうする?」
第4章 「ぶちギレ注意報」
第5章 「ときめくワンダーランド」
第6章 「浮世を踊れ」
著者等紹介
辻和子[ツジカズコ]
イラストレーター。兵庫県西宮市生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。東京在住。出版、広告、キッチン用品などで、無国籍なタッチの作品を発表する一方、歌舞伎のイラストガイドも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
8
入門書、なのだが、全く歌舞伎を知らないで読むともうひとつ伝わらないこともあるんじゃないか?と思った。おおざっぱな話の流れを知った上で(忠臣蔵は主君の仇を討つ話なのだ、という程度でも)舞台を見る前にツボを押さえておくにはいいかも。見開き1ページで一つの事柄をうまくまとめているのは便利。巻末の「チケットの取り方」を含め、初・歌舞伎体験の前に読んでみるのもいいと思う。2009/08/26
生ハムメロン
3
イラストレーター・辻和子氏による、歌舞伎を楽しむツボを紹介した入門書。 もともと東京新聞に連載されていたコラムをまとめたものらしく、読み物として楽しい。イラストも気合い入ってるし。 ただ、初心者が歌舞伎鑑賞の前に読むなら、演目別に書かれたガイドブックの方がわかりやすいかな。 こちらは副読本としておすすめ。 2011/01/20
senyora
1
初めて歌舞伎を見ることになったので、予習として読みました。イラストが可愛くて、興味津々で読了。はまると(金銭的に)怖いかな?2019/04/04
すう
1
見開きで一つの話題。しかも4分の1はイラストなのに、さすがに100項目あると読み応え十分で、歌舞伎を見ながら疑問に思ってた事がかなりよく分かりました。繰り返し読んで頭に叩き込みたいと思います。2014/03/24
justbehappy
1
イラスト入りで演目を例にとり解説しているのが非常に分かりやすかった。2011/12/30