高見順論―魂の粉飾決算

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784808307752
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

激動の「昭和」を駆けぬけた文士・高見順。出生の秘密、左翼崩れ、時代の旗手…さまざまな迷彩を施した「仮面」の奥に潜む文学への飽くなき情熱とその人となりを、45年間の思い入れをこめて丹念に描いた長編評論。

目次

序章 「魂」の粉飾決算
第1章 「内視鏡文学」への試行錯誤
第2章 高見文学の今日性―昭和の苦悩
第3章 昭和文学の傷痕
第4章 「故旧忘れ得べき」の自虐と擬態
第5章 「二十世紀文学」と前衛小説
第6章 「わが胸の底のここには」の虚実
第7章 「月報」で描く高見順の肖像

著者等紹介

坂本満津夫[サカモトマツオ]
昭和6年(1931年)、栃木県に生まれる。同人誌「日本海作家」の同人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品